仮想通貨の未来ハードボイルドライフ

マネー
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仮想通貨の未来

コインチェックの事件が起きて、かなりの時間が過ぎた。仮想通貨(=コイン)については、それまでの人気が急落し、今は投機対象としては影が落ちている感じになっている。しかし、果たして、そうであろうか?

正直、私はそうは思っていない。仮想通貨には、まだ未来があると信じている。

仮想通貨のバックボーンであるブロックチェーン技術にこそ、未来と民主主義の原点に繋がるものがあると思っているからだ。

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ニムロッドという小説の存在

第160回芥川賞受賞 ニムロッド8月になった。俺の生れ月。バーゴ。おとめ座だ。そして、暑いおとめ座だ。

芥川賞受賞の「ニムロッド」を遅まきながら読む。マイニング(ビットコインを採掘すること)を業とする男の物語。仮想通貨に関してはかなり興味があるし、実際に自分もおこなっているため、大変興味深く読んだ。システムの中で生きる現代。その中での男女関係・友人関係・世界の在り方・人類の文明の将来などが書かれる。駄目な飛行機のメタファとバベルの塔やイカロスの失墜などの神話を織り交ぜる。システムに対して反抗する男の物語と言えるか。

しかし、この小説「ニムロッド」は、システムとしての仮想通貨批判と同時に、その存在価値を認めざる得ない現代の社会システムをしっかりと把握され書かれている。

そう、このパソコンシステム・IT社会を前提に世の中は廻らざるを得ない未来と今を描き出しているのだ。

だからこそ、仮想通貨が必要悪と言えるか。そうではない気がする。

日本語で読むビットコイン原論文 [by Satoshi Nakamoto]
ビットコイン:P2P 電子マネーシステム 純粋なP2P電子マネーによって、金融機関を通さない甲乙間の直接的オン…

ナカモト・サトシ畏るべし

そうなのだ。

俺は仮想通貨の未来に期待している。

何故なら、そこにあるのはヒエラルキーのない世界なのだから。

システムが現代の組織の問題を壊すのだ。逆に。そこに本当の民主主義があるような気もする。

存在が未だに不明な天才ナカモト・サトシ畏るべし。

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