リリー・フランキーには負けたよ。

俳優
スポンサーリンク

万引き家族

引き続き、風邪で寝込む。二日酔いにはならなかった。鼻がつまり、喉が痛い。声が枯れた。コーヒーを朝飲み、おかゆを昼食べた。夜、「万引き家族」をようやく見る。やはり、この映画、リリー・フランキーが秀逸であるということを再認識したということだった。このイラストレーターは多くの仕事やパフォーマンスをしているが、存在自体が凄い。特に、悪役をさせると素晴らしい役者だ。

力を抜いたスタンス

この男、万引き家族でも、力の抜けた雰囲気で、淡々と悪いことをしてくる。自分の日常の姿をそのまま映画の中に投影させている感じがする。この淡々が怖い。貴方の周りに淡々とした人って、いますか?意外と少ないんじゃありませんか?力を抜いた雰囲気や感じは、そう出そうとしても出るものではないんですよね。そこが凄いし、怖い。

予告編は、次の感じ。

是枝裕和監督 最新作『万引き家族』公式サイト
日本アカデミー賞最優秀作品賞他全6冠受賞『三度目の殺人』の是枝裕和監督最新作! 家族を描き続けてきた名匠が、“家族を超えた絆”を描く衝撃の感動作

引用:万引き家族公式サイト出典   

悪役

リリー・フランキーについて言えば、この男に「悪役」を演じさせたら、薄気味悪いほど、怖い。『凶悪』の時のピエール瀧の後ろにいて、殺人や暴力を指示してくる先生という男がピッタリくる。恐ろしい。

肉体的な暴力はしそうにない弱そうな体で、頭が回り指示する男。嫌だよね。教唆してくる裏ボス的存在。心の中は実行する男よりも荒んでいる。リリー・フランキーの薄笑い顔、怖いっす。

凶悪 [DVD]

山田孝之 (出演), ピエール瀧 (出演), 白石和彌 (監督)  形式: DVD
凶悪―ある死刑囚の告発― Kindle版
「新潮45」編集部 (編集)
凶悪 : 作品情報 - 映画.com
凶悪の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「...

気になる他の映画

悪人系でなくても、全ての役が個性的な存在感を発揮させている。『二重生活』での教授。『シェル・コレクター』での貝類学者。などなど。

この男、スケベなオヤジだが、深すぎるぜ。

不思議なモヤモヤ感を感じさせる喋り方と体の動き。世の中を全く違う方向から見ているような雰囲気。独特だ。

イラストレーター・作家

当然ながら、リリー・フランキーは、イラストレーターであり、作家である。

イラストレーターとしては、「おでんくん」で、大ヒットしているんだな。クセがあるよね。この人の絵。何とも言えない魅力だ。なんか、エッチで色っぽいんだよね。子供的な絵なのに。何故??

小説は、あの「東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン」だろ。

この男の名言集

リリーフランキーは多くの名言(中には迷言もあり)を残している。読めば、読むほど、この男、面白いね。以下のブログを読んでみて。

http://medicines.aquaorbis.net/meigen/nippon/geinou-j/lily-franky

この男を知るには

次のブログなどを通じて、この男の深さと闇を見ていこう。面白いぞ。存在が。

リリー・フランキーの演技力がやばい!54歳にして独身を貫く多彩俳優の魅力まとめ【出演映画、名言集】 | ciatr[シアター]
出典:www.amazon.co.jp1963年11月4日福岡県北九州市で生まれ、武蔵野美術大学で芸術を学んだリリー・フランキー。俳優は勿論のことライターやエッセイスト、小説家などの物書きだけではなく
リリー・フランキー : 関連作品(映画) - 映画.com
リリー・フランキーが出演/製作した最新映画や、作品の一覧、フィルモグラフィーをチェックできます!コットンテール(2024年)、パレード(2024年)、車軸(2023年)、アナログ(2023年)、アンダーカレント(2023年)、ハマのドン(2...

コメント

タイトルとURLをコピーしました