近頃は、高杉真宙が気になる。横浜流星と伊藤健太郎に焦点を当ててきたが、この若手俳優も大変良い演技をして、静かで地味な感じがあるも、光を放ってきている。
そこで、彼の出演映画をみていくことにしたい。
ぼんとリンちゃん:2014年
高杉真宙はこの映画を通じて、自分のオタク的部分が上昇したことを自分で認めている。また、彼は、リン役について「脚本を読んだとき、これは僕自身だ」と感じたとも度々語っている。(Wikipediaから一部確認)
そして、高杉真宙は、この映画で、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞している。
この映画。ある意味、高杉真宙の仮面ライダー俳優からの脱却映画でもあるのだね。彼自身を投影させたような役柄を演じている。良い味を出しているのでは。
予告編
ぼんとリンちゃん
『ももいろそらを』の小林啓一監督が、腐女子とアニヲタの親友救出劇を描いた青春映画。腐女子のぼんは、彼氏から暴力を振るわれているという親友を救出するため、オタクの幼馴染み・リンと共に東京へやって来るが…。主演は佐倉絵麻と高杉真宙。
内容説明
カスタマーレビューでは、こんな感じ。
期待以上!とにかくすっごく面白い。
カスタマーレビュー
どの俳優さんも、本当にそこに生きているひとのような自然さです。
高杉君の可愛さは反則です。
ぼんとリンちゃん文庫
BONLIN ぼんとリンちゃん (竹書房文庫)
ここではないどこかの地方都市に住んでいる四谷夏子(通称ぼん)は、16歳と62ヶ月を自称する女子大学生。彼女と友田麟太郎(通称リン)は、ボーイズラブ(BL)やアニメ、ゲームが大好きなオタクのカップルである。二人には斉藤みゆという友人がいる。ある日、みゆちゃんはネットで知り合った彼氏のいる東京へと旅立つ。三者三様、微妙な距離感をたもっていた3人の関係が、みゆちゃんの東京行きから、微妙に変化をしていく。そして、みゆちゃんとの連絡が途絶えた…。“妄想”の世界から飛び出し、“現実”の世界に直面する、彼らの青春の行方はいかに!?腐女子とオタクの“愛と正義”を映像界・期待の俊英がみずみずしく描く青春物語! –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容紹介
カスタマーレビューはこんな感じ。
最初は映画の小説版だと思って購入した。しかし、読んでみるとなかなかテンポよく話の展開に引き込まれた。登場人物が語り手になっていて17編の構成になっているが、それぞれ独立していながらお互いを補いあって話が進んでいく。腐女子とオタクの「愛と正義と友情」を描いているだけあって、登場人物が使う言葉は独特なものが多い。しかし、かえってそれがこの青春物語を色鮮やかに光らせている。映画をまだ観ていない人にもすでに観た人にも是非読むのをお勧めしたい作品である。
カスタマーレビュー
想影(おもかげ):2016年
この映画『想影』では、高杉真宙は中学生の多感な役どころを上手に演じているのは間違いない。観ていただければ、何故かも、あなたはきっと知ることが出来るだろう。
とにかく、高杉真宙は、こういう静かな感受性の高い人を演じさせたら、最高だね。
映画『想影』
女による女のためのR18文学賞にて最終選考にノミネートされた野村実来原作のラブストーリーより着想を得た作品。物語の鍵を握る栄大輔(少年時代)を演じるのは、多数の映画やドラマで活躍、2018年もドラマ『賭ケグルイ』、映画『プリンシパル 恋する私はヒロインですか?』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』『ギャングース』『君の膵臓をたべたい(アニメ版)』など、数々の作品が控える若手注目株の高杉真宙。
内容紹介
栄大輔に思いをよせるヒロイン中村由美役(少女時代)には『チチを撮りに』『湯を沸かすほどの熱い愛』の松原菜野花。大人になった大輔を演じるのは、NHK大河ドラマ『真田丸』やドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でブレイク、2019年公開『武蔵 むさし』の主演が発表された細田善彦。
予告編
逆光の頃:2017年
将来への漠然とした不安や性への興味といった思春期特有の少年たちの心情を、京都の街を背景に幻想的に描いたマンガの短編連作集を実写映画化したもの。
高杉真宙の演技がひかる。
映画『逆光の頃』
京都生まれ、京都育ちの17歳、赤田孝豊。高校2年生である彼は、思春期ならではの同級生との別れや喧嘩、そして幼なじみの少女との初恋を経験する。日常と非日常、夢と現実――古都・京都の街並みを背景に、双方の世界を行き来する一人の少年のゆらめきときらめきが、鮮やかに紡ぎ出されていく。
内容説明
主人公・孝豊を演じるのは、小林監督の前作『ぼんとリンちゃん』で注目を浴び、17年には『PとJK』『散歩する侵略者』などの出演作が相次いで公開される高杉真宙。また、幼なじみ・みことを演じるのは、『サバイバルファミリー』『陽だまりの彼女』のほか、現在放送中NHK 連続テレビ小説「わろてんか」でもヒロインを務める、葵わかな。
原作は「コップのフチ子」で一躍時の人となったマンガ家・クリエイターのタナカカツキによる処女作。監督は映像化を切望していた小林啓一(『ももいろそらを』『ぼんとリンちゃん』)。長期にわたる京都ロケを敢行し、花街の上七軒、鴨川を渡る四条大橋、五山送り火(大文字)といった、おなじみの風景のほか、寺院やライヴハウス、路地裏など、貴重且つリアルな京都も切り取り、アニメーションを駆使するなど大胆な演出によって、原作の世界観を忠実に再現している。
懐かしくもあり、どこか新しい、そんな青春映画の枠にとらわれない、観る者の心に深く刻まれる珠玉の名作がここに誕生した。
予告編
普通の予告編
高杉真宙をフューチャーした予告編
この予告編は、高杉真宙の役柄を十分に引き出している。
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