普通に見えるけど普通じゃない若手の俳優の『伊藤健太郎』について、伊藤健太郎研究と銘打って軽く記事を書いたら、やはりですね、伊藤健太郎は普通そうに見えて普通ではないでしたね。
かなりのアクセスがありましたね。横浜流星と匹敵する位に、私のあんな記事でも訪れる人が多くいました。そうか、伊藤健太郎は普通そうにみえて、実は凄い奴なんだなと思い知った次第です。負けました。
そこで、今回は、原点に戻ろうではありませんか。てなことで、映画に脇役で出ていた頃の伊藤健太郎の初期を追ってみますね。
俺物語!!
伊藤健太郎映画初登場じゃ
これが多分、伊藤健太郎の映画初出演のはずだ。結構面白かったから何度も観ていたのだけれど、気がつかなかった。面目なし。鈴木亮平と坂口健太郎と永野芽衣の3人以外に目が行かなかったぞい。
さてさて、伊藤健太郎はどんな役だったのかのおぅ。
それは、猛男(鈴木亮平)の友人であるお調子者の高校生・栗原オサム役を務めているのだったよ。そうなのだ。ここにしっかりいたのじゃあ。
どうも、ネットをみると、坂口健太郎が演じた砂川役のオーデションでは落ちたようだけど、しっかりと友人役で映画初デビューを果たしていたのであった。
今までテレビドラマ関係だと悪い役が多かったらしく、このお調子者役は演技の幅が広がって、嬉しかったらしい伊藤健太郎なのでありましたよ。
彼が一番出てくる最初の映像はクラスでだ。健太郎の高校での席は左の窓側の一番後ろ。それも、猛男の後ろだ。女生徒が群がり、砂川(坂口健太郎)にキャアキャア言うあたりから始まる。砂川はモテると過去からのことを猛男から言われ、それに答えているのが健太郎だ。悔しかったろうな。この場面。それを呑みこんで、自分の役に徹していたのだよ。モテない友人の一人として。
それから、遊園地での合コンに出ているぞい。最後のエンディングの野外でのバーベキューパーティー的な誕生日会でも、友達として積極参加しているぞい。
あらすじ
映画予告編
14の夜
ヤンキー役の健太郎
『14の夜』でヤンキー役の脇役(の頭)で、かなりのワルのインパクトを出していたのが、伊藤健太郎だ。
自分でも言っていたが、ワルの役しか回って来なかったみたいだ。それも分かるくらいの迫力だよね、健太郎。
インタビューでも、14の頃を思い出して、エロに目覚める中坊の話をしている健太郎なのであった。
そして、ヤンキーのことも色々と語る健太郎なのであった。
あらすじ
サクラダリセット
中野智樹役の伊藤健太郎
この映画の主演は野村周平なのであるが、伊藤健太郎は超能力者の生徒の一人の中野智樹役として脇役で出演をしていますね。
中野智樹は、ケイたちのクラスメイト。能力は、時間と場所を越えて特定の人物に声(正確には智樹が聞いている音)を届ける能力で、強度が高く、「リセット」後も効力が残る。 ケイは中学まで彼の家で暮らしていた。また、ケイの本質を理解している数少ない人物。
Wikipedia
『惡の華』の前に、この映画で、玉城ティナとも、一緒に共演していたのであった。
そして、この映画のヒロイン役の黒島結菜とも、その後、HNKテレビドラマの『アシガール』で共演することになる。
あらすじ
映画に出始めた頃の伊藤健太郎
どんな役者になりたいか
『俺物語!!』のインタビューに答えて、こんなことを言っている。
役者としてもっといろいろな役をやりたいという思いが、一番強いです。今までは不良っぽいというか、悪いタイプの役が多かったので、初めて会う人からはそのイメージを持たれて、『もっと怖いかと思った』と言われることが多いんです。お調子者の役はもちろん、もっと振り幅の広い役をやっていきたい
映画.com
そして、驚くべきは、彼の好きな俳優が、スペインを代表する演技派俳優の『ハビエル・バルデム』であることだ。ここを押さえてくるのか。渋すぎるぜ。マジで。
彼の目つきが良いという。自分もそうありたいと。そして、特に好きなのは、『ノーカントリー』の殺し屋役が良かったと。自分も目つきひとつで表情を変えられる役者になりたいと。
ノーカントリー
冷酷・冷徹な殺し屋のシガー役のハビエル・バルデム。
『007スカイフォール』や『悪の法則』での悪役は有名だ。
2010年7月にバハマで女優のペネロペ・クルスと結婚。子供が二人いる。
『BIUTIFUL ビューティフル』で、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。
とにもかくにも、伊藤健太郎は今役の幅を広めるべく、奮闘しているのは間違いないね。これからも、かなりの映画主演作があるようだし、コロナを超えて、彼の活躍に多いに期待したいので、今までのドラマや映画を少しずつ見直していくつもりです。
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