中村倫也検証(その1)

中村倫也

若手俳優が気になり始めたら、色々いるね。面白い役者が。この人も、きっと、その範疇の人だろう。中村倫也。最初観た頃から変わっていないというか。何なのだろうか。この脱力系の雰囲気。気になってしまうよね。

そこで、中村倫也さんについても、少しずつ、お勉強をしていきますね。映画好きオジサンは。

そこで、今回は、『中村倫也検証(その1)』として、映画で主役をした彼の作品を観ていきますね。その2本とは、『SPINNING KITE』と『星ガ丘ワンダーランド』です。

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SPINNING KITE

ビデオの評判

実は、かなり、評判が良いのだよ。驚き。この手の青春系映画はかなり多いのだけれども、皆が絶賛褒めているね。その主役が中村倫也であるからして、やるじゃんか。中村君よ。

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結構、DVDの謳い文句が凄くて、こんなことを言っておるぞ。

★世界中の映画祭・映画賞にて15部門以上の受賞&ノミネート!
★地方都市の若者たちの瑞々しい青春を切り取った、傑作、青春バンド・ムービー! !
★メインテーマに使用している曲は、かつてインディーズ御三家と呼ばれた“LAUGHIN’NOSE(ラフィンノーズ)”!
劇中の音楽は「愛してる」などのヒットでおなじみの3ピースバンド“風味堂”のベーシスト・鳥口将哉! !
★中村倫也にとって本作は初の主演作品! ファン待望のソフト化です! !

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あらすじとしては、次の感じだけど。

千葉県木更津市。ジュン、ブンジ、キド、マキは中学時代からのくされ縁。四人は、パンクバンドを組んでいたものの、十九歳の今となっては、各々が事情を抱えている。予備校に通うふりをしながら、バンドを続けているジュン(中村倫也)。両親や兄と折り合いが悪く、一人暮らしをしているブンジ。バンドに暴走族と我が道をいくキド。父のせいで、高校も、そしてバンドをすることすらも叶わなくなったマキ。毎年お盆に開催される『港まつり』が、このメンバーでの最後のライブだ。しかし当日、事件が起きる。最後のライブに臨むジュン達の元にベースのキドが来ない。キドは確執のあった暴走族の連中と乱闘騒ぎを起こしていたのだ・・・

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中村倫也の喋りも雰囲気も今と全く変わっていない感じが逆にかなり良いね。脱力系のパンクロッカーというか。

そして、カスタマーレビューとしては、これかな。

ただパンクバンドでメジャーデビューを目指している若者たちの青春ストーリーではなかったです。バンドをやっている子たちの話ではありますが、あらすじで受けた印象と全然違いました。子供が背伸びをしている様にも見えるし、大人がまだ子供でいたいと言っているようにも見える、そんな大人と子供の狭間にいる年代の4人。「しっかりしろ」という周りの大人たち。変わらざるを得ない状況になっていく環境の中で揺れる若者の葛藤を描いた、人間味溢れるストーリーでした。出てる俳優さんの年齢的にもかなりリアルを感じる、繊細でとても素晴らしい映画でした。使われている音楽、環境音も素敵です。自分がどの年齢で観るかによって、感じ方がまるで変わると思います。

カスタマーレビュー

そして、観ました。観る価値ありの映画でしたね。特に主役の中村倫也はいつものあの喋りなのだけど、歌う時と怒る時、迫力ありましたぜ。

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出典:ameblo.jp/spinning-kite

映画予告的な

どこ行けばいいんだよ。そんなの、わかんねーよ。

居場所を失っても、俺達は色褪せない。

映画 『SPINNING KITE / スピニング カイト』 公式予告
映画『SPINNING KITE / スピニング カイト 』俺たちの街。俺たちのPARADISE。居場所を失っても、俺たちは色褪せない。中村倫也主演、青春バンド・ムーsビーの傑作!!年...

中村倫也のインタビューもナカナカ良いぞ。中村君、結構良いこと言ってるぞ。あの緩ーいような雰囲気で。でも、真剣に。この人、かなり、いい味出してるなぁ。映画でもインタビューでも。

人生という名の卒業アルバムがあるとして、そこに大人になるちょっと前のページがあったら、そこに並んでいる写真が、この映画じゃないかと思う。

映画「SPINNING KITE」インタビュー:中村倫也さん
テアトル新宿にて5月18日よりレイトショー公開される映画「SPINNING KITE」のインタビュー動画です。この動画は週に1度更新され、5週に渡って各出演者のみなさんのインタビューがUPされていきます。第一回は主演の中村倫也さん。こちらを...
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出典:ameblo.jp/spinning-kite

星ガ丘ワンダーランド

主人公温人である中村倫也

星ガ丘駅の落とし物預り所で働く温人を演じる中村倫也。多分、どう考えても、この役は、中村倫也しかいないだろうって感じがするね。落とし物に対する想いは、彼の母親に捨てられた哀しい過去と重複し、持ち込まれる落とし物に対して温かい愛情を注ぐ主人公温人を演ずるからね。持ち主の顔を想像し、名札の裏に似顔絵を描くとか、モノたちはどんな人に愛されてきたのかを想像するとか。ナカナカもって、中村倫也のためにあるような仕事だろ。

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(C)「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

しかし、この映画、サスペンスなんだよね。

最初映画館で観た時に、何故、主人公が新人俳優??てな感じで中村倫也君をみてしまった如く、キャスト、超、ヤバ過ぎ。

星丘ワンダーランド 映画 に対する画像結果
(C)「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

昔話題の人も今話題の人もその前話題の人も重要な役回りでいるし、菅田将暉も市原隼人も木村佳乃も松重豊もいるし。

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(C)「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会

超豪華俳優の中で、中村倫也は飄々としつつ、時として、主人公のどうしようもない悲しみや怒りを背負いながら演技をしていだんよね。凄くねぇ。中村倫也。大物過ぎるぜよ。

映画公式サイト

ママ活アプリ体験談
ママ活アプリを使ってママ活した体験談をまとめています

あらすじ

星ガ丘ワンダーランド [レンタル落ち]
カスタマーレビュー
星ガ丘駅の「落し物預かり所」に勤める瀬生温人(中村倫也)は、子供の頃生き別れた母が自殺をしたかもしれないとのことで警察から連絡をもらいます。母の自殺に納得のいかない温人は兄(新井浩文)や母の今の家族である義理の姉(佐々木希)、弟(菅田将輝)に会うことになります。その後、父の母に対する気持ちや、自殺の真相が徐々に明らかになっていきます。

作品の中の世界が、一眼レフで撮ったような清らかな光と美しいボケに包まれていてとにかく美しいです。
静かに流れるBGMや瞬間的に入るカットイン(過去の記憶)など、けっして派手な演出ではないですが、作品の世界観をよく表現していてクオリティの高い映像作品だと思いました。

特に印象的だったのが、佐々木希の演技です。今まで見た彼女の演技の中で一番感情が乗っていた気がしました。

中村倫也の主演映画2本

今彼の雰囲気であると思われているところの『ゆるふわ系』や『癒し系』とかの部分は、今回の2本の映画の中でも、しっかりありましたね。彼は、暖かく人を見守ってしまう人なんだよねぇー的な。

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出典:hominis.media

そのくせ、かなりのシビアな心の揺れ動きを表現しなくてはならないところもあり、そこも演じていたので、単なる脱力系では全くないんだよね。ホント、心の奥の底が見えないよね。この人。ミステリアスだよね。困ったもんだ。

ということで、中村倫也氏は要注目フォーカス俳優であること間違いないので、ことあるごとに、彼のこともみていこうと思っております。

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出典:ginzamag.com

しかし、男からみても、不思議な人だよなぁ。

コメント

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