ジム・キャリーの今
近頃は、あまり名前が出てこない映画俳優のジム・キャリー。近頃出演している映画も、喜劇ではなく、どちらかと言えば、暗いサスペンス系の映画に性格俳優的に出ていることが多い。隆盛の頃のあの軽いノリで喜劇役者の雰囲気は全くなくなっている。
また、彼が漫画家であることや絵本作家であることを知っている人も少ないだろう。
だが、ハリウッドではそれなりに面白い映画に数多く主演し、その中には、笑いだけでなく、人生の在り方について考えさせてくれる良き映画もあったことは間違いないので、ここに、そのあたりを書いておき残しておきたいと思う。
イエスマン “YES”は人生のパスワード
イエスマン “YES”は人生のパスワード [Blu-ray]
仕事にもプライベートにも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン(ジム・キャリー)。
親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。
“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。
何事も否定せず「イエス」を連発、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)は、彼の積極的でユーモアのある人柄に惚れ込む。
人が変わったように運気をどんどん上げていくカール。だが全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた・・・?
全てに“YES”と言ったらどうなるか、を実際に試してみたBBCラジオディレクターの体験実話が原作の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』。
こんな時代だからこそ・・・笑って、ぐっと来て、とことん前向きに。
【映像特典】
商品説明
・ ジム・キャリー in 撮影現場(3分59秒)
・ ジム・キャリー 決死のアクション(11分52秒)
・ 原作者と巡る舞台裏(8分32秒)
・ 未来型バンド「ミュンヒハウゼン症候群」(5分27秒)
・ レッドブルを飲もう!(2分6秒)
・ ノーマンのパーティーならおまかせ(2分16秒)
・ 「ミュンヒハウゼン症候群」ミュージック・クリップ
– UH-HUH(3分50秒)
– YES MAN(3分8秒)
– STAR-SPANGLED BANNER(1分16秒)
– SWEET BALLAD(2分55秒)
– KEYSTAR(3分16秒)
– 未公開シーン集(7分31秒)
– NG集(5分34秒)
YESの持つ哲学的な意味
良く言われることやノウハウ本などに書かれていることがある。マイナスの言葉は言うな。常に肯定的な言葉を言え。否定的な言葉や感情的な言葉を常に発していると、自分がどんどんマイナスの方向に行ってしまうというものだ。
この手の話は、まず間違いなく、正しいことだろう。人生は間違いなく、肯定的な言葉に溢れていた方が幸せであろう。
しかし、常に、肯定的なポジショニングを取った場合どうなるのかというのが、このジム・キャリーの映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のテーマでもあるのだ。
結論から言えば、肯定的に物事を考えていく方が自分にとって良いが、全てYESで対応をしていたら問題が生ずることも多々あるので、基本はYES・時としてNOのスタンスを持つことが一番無難であろうという感じになるのではないだろうか?
この映画は、そういう意味で単なる喜劇系映画ではなく、YESという姿勢でいることについての哲学的な意味を教えてくれる面白いし教養の溢れた映画なのである。だからこそ、一見の価値があると思います。
YES的ノウハウ本
Yes!: 60 secrets from the science of persuasion (English Edition)
何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書
わたしはだんだんわたしになる 自己肯定感が欲しい!
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次回以降も、ジム・キャリーの映画を通じて、人生の解決策を探していきましょう。これはこれで面白い取組みであることは、間違いないね。
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