美女と野球:リリーフランキー

リリー・フランキー

下半身に脳がある

どう考えても、下半身に脳があると言って良いようなリリーフランキーのエッセイはナカナカの哲学書でもあったりはするのだ。この古き『美女と野球』というエッセイ集だって、その最たるものである。そもそもだ。題名の『美女と野球』は多分、美女と野獣のパロディだし、このオッサン、快優である以上に、面白過ぎ。どないなってんの?というセンスだね。スンバラシイ、ね。

まあ、リリーフランキーのお父さんは、有名な女優達とも浮名が流れたこともあるし、それだけ魅力のあるエッチなオジサマであったことは間違いないと思うね。そのくらいに、本人自体に相当の魅力があるでしょ。美人は実はこういう男に弱いのよね。日本美女選別家協会(?)の会長だったというから、タダモノじゃないでしょ。女衒と呼んでも、良いのである。リリーフランキーは。

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出典:(C)2020「騙し絵の牙」製作委員会

美女と野球

まあ、真面目な人は読むなというエッセイ集であるが、その手の真面目な人がむしろ読むべき日本の進むべき哲学本ではないか、と思うオレは折れているか!?というような実にそのままの素直な御本だと私メは思っておるのでありますですね。

人間ていうのは、ダーク部分が大事だよね。本当のところ。そう思いませんか。その手の指南書でもあるのだな。ダークでエチで下半身でグダグダそうに見えて読めるエッセイなのに、オレはそこに人間哲学を感じてしまうのである。アニキ、凄いぜよ、と思わず呟いてしまうほどに、グダグダそうな話の向こうに、その心根が見えてくるのであるよ。ム、ム、ム、出来るヤツなのである。リリーフランキー。

好きなものは美女と野球。のんべんだらりんと、底の浅い濁流のような毎日。タキシードを着て司会をし、双子の姉妹やコントの国の人に会い、レコード会社を作り、オカンとオトンと三人で夜の東京タワーを見て…コク深くて笑いに満ちた、愛と哀しみのエッセイ集。

内容紹介

とにかくリリーさんは素直だから好きです。飾ってないし、いい人って感じでもなくて。ふつうに人々が思うダークな事をふつうに感じ、ふつうに書いてくれてます。
下ネタや汚いお話が苦手な人は遠慮した方が良いでしょう。私は今日電車の中でよんでましたが、笑いをこらえるのに大変でした。とにかくリリーさんの本は読めば読むほど、リリーさんへの興味が深まってしまいます。

カスタマーレビュー

スナックラジオ

リリーフランキーの現実的な下半身脳はかなり抑えられているものの、潜在的な下半身脳哲学者である彼自体の存在を毎週確実に感じるためには、この東京FM土曜日16時からの『スナックラジオ』がお薦めである。

リリー・フランキー「スナック ラジオ」-TOKYO FM 80.0MHz-
リリー・フランキーと常連客の楽しく賑やかな開店準備の時間を、皆さんにお聞かせいたします。

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