伊藤健太郎研究(その5)

伊藤健太郎

映画における脇役の伊藤健太郎を引き続き、みていこう。

今回、脇役系映画の2つをピック・アップしました。『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』と『覚悟はいいかそこの女子。』です。

映画の世界での初期の脇役の伊藤健太郎は、地味な役で味を出しているぞ。

今では、脇役なのに、ほどんど、主役か準主役的存在にまで、なっている彼がいる。その位に、彼の存在感は強いのだよね。

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チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜

2017年3月公開の『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』では、眼鏡君の矢代浩役であった。男の方の準主役の新田真剣佑に隠れて、裏のオタク系男子を上手に演じていた。

今回は、この映画の中の、伊藤健太郎の登場場面(特に中条あやみへ告るシーン)を繋ぎ合わせて文章化をしてみました。

そうです、伊藤健太郎的「チア・ダン」でありますよ。ちょっとした映画の中のショートストーリーになりますね。

告る健太郎

「何度でも言います。付き合って下さい」

と学校の片隅で中条あやみに福井弁で告る伊藤健太郎であった。そして、

「困ります。チアダンス部は恋愛禁止なんです。部長なんです」

と断られる。1回目。

チア・ダン映画伊藤健太郎 に対する画像結果
健太郎×中条あやみ『チア☆ダン』/photo:Naoki Kurozu

伊藤健太郎、可愛い、に尽きますね。

物語の要所要所で登場し、中条あやみに告白をして撃沈することを繰り返す、冴えないオタク的な伊藤健太郎なのであった。

ストーカーと間違えられる健太郎

「そんなに自信を無くすことはないと思うけどな。部長なんだから。頑張って、福井大会、応援に行くで。」

チア・ダン映画中条あやみ に対する画像結果
©2017映画「チア☆ダン」製作委員会

「なんで、私の気持ちが?私のストーカー?」

その言葉で、コケる、健太郎。コケ方、上手し。へ、へ、へ。笑える。2回目。

雪の中で告る健太郎

3回目は、雪の同じ校舎の場所で。

「諦めてもらえませんか?いい加減。やることないのですか?他に。」

「あるよ。俺にも夢がある。大空に飛び立つような。全米大会が終わるまで、俺は、ずっと待っているから。」

今回も、撃沈する健太郎。だが、多分、健太郎のめげない姿勢が、チアダンス部の部長であり責任感の強い中条あやみの心を癒し、引き立てていくのであるよ。やるじゃないか、健太郎よ。

遠くから応援する健太郎

4回目の登場。全米大会を決まり校内で挨拶する中条あやみの言葉に眼鏡の奥で涙する伊藤健太郎。

チアダン映画 に対する画像結果
©2017映画「チア☆ダン」製作委員会

5回目の登場は、アメリカ大会の中継映像を、福井での高校意体育館でビューイング応援する伊藤健太郎。

数年経過の後

そして、最後の登場は、全米制覇から数年経った空港内。キャビンアテンダントの中条あやみの横を通りすがるパイロットの伊藤健太郎。

チア・ダン映画伊藤健太郎 に対する画像結果
©2017映画「チア☆ダン」製作委員会

彼に気づき振り向く中条あやみに、笑いながら敬礼をする伊藤健太郎。カッコイイ終わり方なのである。

チア・ダン映画伊藤健太郎 に対する画像結果
©2017映画「チア☆ダン」製作委員会

恋は成就したか??

アナザーストーリー

伊藤健太郎サイドから「チアダン」を観るだけでも、それは、この映画のアナザーストーリーでありました。

愛した人を遠巻きながら応援するカッコイイ冴えなそうにみえるけど熱い男の役なのでしたよ。こんな温かい片想いがあっても良いよね。

脇役のラブストーリーでありましたね。

覚悟はいいかそこの女子。

映画

『覚悟はいいかそこの女子。』は、中川大志主演の映画。2018年10月公開。

ヒロインが、少し前に別のことで有名になった唐田えりかが出ている学園ものラブコメ系ストーリーである。

そういう意味では話題性はあるが、この映画で、中川大志の幼馴染で理系的坊の同級生新見律を演じているのが、伊藤健太郎である。

覚悟はいいかそこの女子。 に対する画像結果
(C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社

やはり、ここでも、眼鏡君の伊藤健太郎であった。この頃の伊藤健太郎は、映画やドラマで地味系友人ポジションで、実は、引っ張りだこであったのだね。

覚悟はいいかそこの女子。映画 に対する画像結果
(C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社

ただし、映画での伊藤健太郎は、データ中心で恋愛を考えるオタク的存在で友人として、コメディの担当ですね。

健太郎インタビュー

|ガジェット通信 GetNews

テレビドラマ

映画の前に、『覚悟はいいかそこの女子。』はテレビドラマ化されている。


打倒・斗和な男子。

ドラマでは、映画のヒロイン唐田えりかはおらず、他の出演者は同じ。

覚悟はいいかそこの女子。 に対する画像結果
(C)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社
覚悟はいいかそこの女子。ドラマ に対する画像結果
(C)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社

その中での、律(伊藤健太郎)は斗和(中川大志)の従兄弟で帰国子女の麻倉小雨(恒松祐里)が気になり始めていた。

覚悟はいいかそこの女子。ドラマ に対する画像結果
(C)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社

ってことで、ドラマの方が、伊藤健太郎のラブコメ系関係は、面白いストーリーになっています。

覚悟はいいかそこの女子。ドラマ に対する画像結果
(C)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社
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健太郎の眼鏡君脇役

伊藤健太郎の脇役系映画の2つ『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』と『覚悟はいいかそこの女子。』で、地味目のオタク的眼鏡の伊藤健太郎が地味に良い味を出していました。後者のテレビドラマでは、眼鏡君律は脇役的主人公でもありました。

覚悟はいいかそこの女子。ドラマ に対する画像結果
(C)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
(C)椎葉ナナ/集英社

そう、伊藤健太郎は、出番は多くなくても、地味に凄い脇役なのでありましたよ。立派でやんす。話を面白くさせてくれている。そこに、いることで。

こういう日頃どう見ても地味だけど、実は、眼鏡の下の隠れイケメンっていうのは、案外と、ワクワクするんではないかい?

君の周りには、いませんか?そんな人。スーパーマンのクラーク・ケントみたいな人が。私だけが知っているっていう素敵な彼が。それだけで、キュンキュンするのは間違いなし。

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