伊藤健太郎の内助の功
主役でないけど、脇役でかなり目立つ活躍の場を拡げている伊藤健太郎氏。前回の『のぼる小寺さん』と『弱虫ペダル』という2つの映画でもそうだけど、脇役として主役を引き立てる内助の功が凄いっス。
スカーレット
それを言ったら、NHKの朝ドラ『スカーレット』でも、戸田恵梨香の一人息子武志として、伊藤健太郎が、多くの人に感動を与えたことは記憶に新しい。NHKの『アシガール』に引き続き、彼の存在の大きいこと。
主役戸田恵梨香に対する、その内助の功の大きいこと。
朝ドラの後半も後半から登場した伊藤健太郎。病気に負けずに、陶芸に打ち込んでいく姿。余命宣告を受けても自暴自棄にならずに周りを思いやる武志。普通の人だったらなぜ自分だけがという気持ちになり人を恨む気持ちもあるだろうに、そんなこともなく、強く普通に日常を生きようとしている武志を演じた伊藤健太郎。難しい役だったと思う。
だが、その難しさを超えて、伊藤健太郎武志は、逆に、稲垣吾郎ドクターや戸田恵梨香や周りの多くの人達に、色んなものを与えてくれたのだ。生きていくことの意味や温かい心を。泣けるぜよ。
脇役の若き雄 伊藤健太郎氏
話が逸れたが、要は、事程左様に、伊藤健太郎は凄いのである。主役級を支えてくれる縁の下の力持ちの若き脇役俳優なのである。そういうことを言いたかった訳だね。
マジに、こういう俳優さんはドラマや映画製作者はきっと使いたいだろうね。使い勝手が良い感じだもんね。なんか、こういう人演じて欲しいというあたりを的確に持ってくる感じだよね。伊藤健太郎氏は。
近頃の映画やドラマでの伊藤健太郎は主役を張るより、脇役でいてくれた方が作品が面白くなる気がして、しょうがない。(ファンの方達、申し訳ない)
当然主役である俳優レベルにあるのは間違いないが、彼の今は、何故か、脇役的裏主役で、どんどん芝居の幅を拡げていってもらいたいなと切に思っちゃたりするんだよね。
そんな伊藤健太郎が見られるであろう注目のこれからの映画はどれだい?
今回は、コロナの逆襲がなければ、もうすぐ公開されるであろう次の映画の伊藤健太郎に注目したい。
『宇宙でいちばんあかるい屋根』だ。誰が主役だ??
宇宙でいちばんあかるい屋根
秋、全国にて公開予定。コロナ君が猛威を振るわないことを祈るのみ。
主役は清原伽耶
この映画の主役は、清原伽耶であります。実は、このブログで既に、この映画について、清原伽耶さんのところで紹介をしておりますね。下記の記事『清原伽耶の主演映画』がそれです。
この映画の主役である清原伽耶は、実は、伊藤健太郎の良きライバルとも言える横浜流星との映画に出演しておりましたね。そうです。『愛唄 ―約束のナクヒト―』に横浜流星と一緒にW主演をしていたのであります。これについても、このブログに記事があります。
そうなのです。時を経て、佐々木小次郎の伊藤健太郎は、宮本武蔵の横浜流星とかつて共演したことのある清原伽耶と共演することになったのであります。うーむ。巡り合わせだのう。(てか?)
どんな映画で伊藤健太郎の脇役的内助の功はどんな?
今回の主役の清原伽耶が演ずるつばめは、恋に家族に多くの悩みを抱えている悩める14歳の少女なのである。友達とも家族とも距離を置くつばめなのだ。しかし、この暑い夏に出会った、イジワルで憎たらしい傍若無人な星ばあを通じて・・・・。本気で人と付き合うことや生きる意味を知っていく多感な少女役なのである。(・・・というのが原作小説の世界ですかね)
ということで、この映画も、キイパースンである星ばあ役の桃井かおりが清原伽耶と一緒にW主演と言って良い映画に仕上がっていることだろう。
満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗ったあやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、最後に明かされる星ばあの正体とは。ひと夏の大切な何かを探す2人の姿を描く。
https://realsound.jp/movie/2020/06/post-565229.html
伊藤健太郎が演じるのは、清原伽耶が長い間片想いをしている隣人の大学生・浅倉亨。5歳も年上であるが、幼馴染。音楽を愛する爽やかな青年で、伊藤健太郎は、今回は、バンジョーを弾く。そう言えば、『覚悟はいいかそこの女子。』のドラマの方で、ギターをかなり練習して弾いていたね。
基本的には、星ばあである桃井かおりと清原伽耶との関係がベースのファンタジー系映画であるが、伊藤健太郎は、この映画や小説の底流に流れる温かさを醸し出してくれる存在の重要な一人のようでありますね。
年下の清原伽耶に家族を泣かせたら駄目だよと諭す伊藤健太郎。何故、この映画に伊藤健太郎が必要なのか。注目。ワクワクの脇役。
恐ろしき役者の桃井かおりや清原伽耶の主役二人をどうサポートしていくか、伊藤健太郎氏。注目であります。ファンタジー系映画っていうのに、そんなに出演していない彼。どんな芝居で、映画にどんなスパイスや刺激を与えてくれるだろうかね。ワクワク。
野中ともそ原作小説
宇宙でいちばんあかるい屋根 (光文社文庫)
映画公式サイト
『宇宙でいちばんあかるい屋根』公式Twitter
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』主題歌入り本予告
閑話休題:伊藤健太郎的今
最後に、全く今までの話とは関係ありませんが、伊藤健太郎氏、『LIFE!』レギュラー決定、おめでとうございます。オモロイ笑いを待っていますぜ。ウッチャンと中川大志氏と一緒に。
NHKウイークリーステラ 2020年 7/10号
NHKウイークリーステラ 2020年 3/20号
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