本日の夜10時から、柴咲コウ主演のテレビドラマ『35歳の少女』が始まる。所謂、長い眠りからの目覚め系ストーリーの設定が面白いし、主演が柴咲コウなので、展開がどうなっていくのか楽しみである。原作はなく、脚本家遊川和彦の作品。
1995年に不慮の事故に遭い長い眠りについた10歳の少女・今村望美。2020年に目覚めるものの、心は10歳だが体は35歳となり、すべてが変わった世界に戸惑いながらも生きていく成長物語。
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柴咲コウの魅力
脚本家の遊川和彦とプロデューサーの大川太が語る柴咲コウとこのドラマの魅力。今回のドラマは、既存のドラマとは違う観る人に考えさせてくれるものを作成したとのこと。兎に角、必要以上の情報を与えることを否定しようという前提で製作されたもの。そうだよな。今のドラマは、情報が多すぎるので、視聴者に考える余地を与えないものが多いしな。そういう意味では、原点に返ったということかな。
そして、柴咲コウの魅力は何かという点に関しては、ミステリアスなところは当然あるのであるが、その子供っぽい部分も持ち続けているところや透明なところがとてもこのような作品創作において貴重であるというような話をしている。
私達が、やはり、柴咲コウに対して持つイメージは、こういう辺りに集約されるのかもしれないね。唯一、彼女と同じオーラを持っているのは、若手では、小松菜奈くらいだろうね。
オーディオ・ドラマ
耳で、ドラマの全体像を聞くのも、面白いかもしれない。想像が膨らむ。
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この設定ストーリー
このストーリーの中心テーマとなる「長い年月眠った人が目覚めたらどうなるのか?」というものに関して、既にネットでパクリ疑惑とかの話が出ているが、そこはどうなんだろう?このテーマは、タイムパラッドクスに関する映画・ドラマ・小説・漫画とかと同じで、誰もが自由に使って良いテーマになっているのではないだろうか?私としては、結果、似通った部分が多少あったとしても、やむを得ないと思っている。加えて、今の医療レベルでいくと、このテーマは現実に起こり得ることであり、ある意味、これからの未来を暗示しているのではないだろうか。
同様の目覚め作品
ちなみに、この『35歳の少女』とテーマを一緒にする、いわゆる、『目覚め系』作品としては、次のようなものがある。昔から、皆、同じようなことを考えているのですね。
注目は、なんてたって、名優ロバート・デ・ニーロと故ロビン・ウィリアムズの主演した『レナードの朝』だろう。1990年の作品なのである。今から30年も前に、このテーマは既に映画になっていたのだよ。
レナードの朝
レナードの朝 [AmazonDVDコレクション]
1920年代に流行した嗜眠性脳炎によって、30年もの間、半昏睡状態のレナードは、意識はあっても話すことも身動きもできない。
内容解説
彼に強い関心を抱いた勇気ある新任ドクターのセイヤーは、レナードに試験的な新薬を投与し、機能回復を試みる。
そしてある朝、レナードは奇跡的な“目覚め”を迎えた・・・。
大人スキップ
大人スキップ 1 (ビームコミックス)
日野希子、14歳、中学2年。事故で眠り続けていた彼女は、目覚めると40歳になっていた! 中身は子供のまま、見た目は中年になった希子。果たして「いい大人」になれるのか……っていうか、「大人」って一体何だ!? 『ママゴト』(NHKBSでドラマ化)『私を連れて逃げて、お願い。』の著者が、大人になり損ねたすべての人たちへ贈る、不条理にして奇跡的な突貫成長コメディ、スタート!
内容解説
30だけど17です
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ウジン(ヤン・セジョン)は17歳のときバイオリニストを目指す他校の女子生徒に一目惚れするが、告白を決意した日にバスの事故があり、自分のせいで初恋相手を死なせてしまったと、他人に心を閉ざして生きてきた。一方、17歳のとき事故に遭い昏睡状態のまま眠り続けたソリ(シン・ヘソン)は、30歳になったある日目を覚ます。
内容解説
バイオリニストになる夢も、家も友人も何もかも失ってしまったソリは、わずかな記憶をたどり自分が住んでいた家を訪ねるが、その家にはウジンと甥っ子のチャン(アン・ヒョソプ)が住んでいた。ソリの家族が見つかるまで、という条件付で一緒に生活を始める3人だったが…
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