小芝風花を応援するオジサン達が増えている。それは何故かと言えば、それは単純に孫や娘のように可愛いからである。と謂うのも事実中の事実であるが、それ以上に、小芝風花が甲斐よしひろと甲斐バンドをフューチャーしてくれる女優であるからなのである。昭和POPSというか昭和ROCKのあのですよ、知る人ぞ知る甲斐バンドが彼女の推しメンであり、彼女はこのバンドにフォーカスし、その歌のすべてを愛している訳なのである。ム、ム、ム。どうしてまた?とはなるが、彼女が小さい頃アイススケートを一生懸命にしていた頃、送り迎えの母がその車の中でいつも聞いていたのが、甲斐バンドであったからなのである。ム、ム、ム。母親のセンスが良かったとも言うべきか?そして、小芝風花の耳には、甲斐バンドの唄が甲斐よしひろの声がその歌詞がそのリズムが残ったのである。そりゃあ、残るだろう。甲斐バンドの唄は心にずしッと残るのである。そういうものなのだ。それは、サザンオールスターズや大瀧詠一やユーミンや中島みゆきとはまた違う音楽世界なのである。
彼女はつい最近から始めたギターで甲斐バンドを唄う。甲斐よしひろが小芝風花の母にプレゼントしたギターで、小芝風花自身が、甲斐バンドを唄う。これがまた上手いのである。カワ(・∀・)イイ!!けれど、歌もギターも結構上手いのである。そして、甲斐よしひろの歌のセクシーさを理解しているのである。それから、もし、俺のように、昭和のオジサンたちがYouTubeで小芝風花の甲斐バンドの唄を聞いてしまったら、そのまま、小芝風花を愛でることは必然になってしまうであろう。多分、隠れ小芝風花ファンとして、隠れて、彼女を応援するであろう。その応援スタイルこそが、昭和のオジサンたちの姿勢でもあろう。甲斐バンドは昭和の時代有名バンドではあったが、どこか不良性もありつつアバンギャルドで、メジャーなのにマインドは在野精神で、陽ではなく翳りがあり、切なくエレジーでセクシーで、ロックなのに演歌に通じるような義理と人情もあって、昭和って世界を裏から支えてくれていたようなところがある。そういう甲斐バンドを心底好きになってくれた小芝風花。そのこと自体だけで、彼女が昭和のオジサン達にとって、天使であったとしてもそれは何の不思議もないことなのである。昭和のオジサン達がどのくらいまでそのことを知っているのかと言えば、昭和のオジサンたちのことだから、多分、あまり知らないであろう。だとするならば、これから知ってもらわなくてはならない。彼女を知り、甲斐バンドにも戻り、昭和の息吹を想い出し感じ、昭和のオジサン達は新しく踏み出すこともしなくてならないようなそんな時代になってきたのである。未来は混沌としている。このようなコロナ禍や地球温暖化や世界の国々の分断化が進んでいく今の時の流れの中では。だからこそ、今、甲斐バンドの戻ることも小芝風花を知ることも、意外に、必要なのかもしれない。
小芝風花を知るのにはどこから行けば良いのかといことになるとすると、それは、やはり、❝トクサツガガガ❞が一番良いのではなかろうか。女優と言えば、恋愛ものに限られそうな中で、このドラマは隠れオタクの生き方をコミカルに描いたものである。その主人公の叶の色々と揺れ動く感情を上手に演技切った小芝風花はタダモノではない感じがする。さすが、甲斐バンドオタクであるだけのことはあるぜよ。
トクサツガガガ DVD BOX
商社勤めのOL・仲村 叶(小芝風花)は特撮をこよなく愛する隠れオタク。
仲村の母親(松下由樹)は、女の子らしさを好み、特撮のことを嫌っている。それゆえ母はもちろん、職場の同僚たちにも特撮オタクであることは一切秘密だ。そんな仲村は日々の生活の中でさまざまなピンチに陥る。「ど、どうすれば…」。すると、突然、仲村の脳内が特撮モードに切り替わり、彼女にしか見えない特撮ヒーローが現れ、彼らの言葉に勇気づけられた仲村は、次々にピンチを切り抜けていく。そして、特撮オタクの先輩・吉田さん(倉科カナ)や同僚・北代さん(木南晴夏)、小学生の男の子・ダミアン(寺田 心)、コワモテ・任侠さん(竹内まなぶ)など、新しい仲間と出会い友情を育み、特撮オタクOLとしてパワーアップしていく。
日常生活で直面する「あるある! 」な壁に葛藤しつつも前向きに奮闘する仲村の姿を描くコメディードラマ。
俺の別のブログに書いた記事も甲斐バンドと小芝風花なのであった。↓
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