伊藤健太郎の映画がこれから続いていく。少しずつ、コロナで順延されたものが公開されていく。
予告を始めとするマーケッティングをみると、そこには、いつもの、あの昔ながらの普通の『伊藤健太郎』がいる。そこが、とても、嬉しい感じがする。そして、今でも十分に青い彼がいるのだ。
『のぼる小寺さん』と『弱虫ペダル』という2つの映画だ。伊藤健太郎の脇役としての輝きに注目ですね。
のぼる小寺さん
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今の映画の主流となった、マンガ原作のシネマ化である。
ボルダリング部に所属する小寺さん。クールなのかと思ったら、だれにでも礼儀正しく、部活には一生懸命。クラスで孤立している人とも仲が良く、部活には誰よりも先に来て、備品の掃除をしているような、心優しい普通の女の子。一体この子はなんなんだ……? 彼女の、ミステリアスでささやかな日常をそっと覗き見る、新感覚日常コメディ!
内容紹介
伊藤健太郎の立ち位置
小寺さんを見続けている卓球部員の男の子である伊藤健太郎。
『惡の華』の時の主人公と同じように、思春期の男の子を演じさせたら、全く持って、十代の高校生であることが当たり前のように感じさせてくれる芝居をしてくれている。
真直ぐで天然で一生懸命にボルダリングにひたすら打ち込む小寺さんを見つめることで良い方向に変わっていく周りの生徒達。その心の変化の機微を一番上手に演じていたのが、近藤こと、伊藤健太郎である。
頑張る小寺さんを応援する伊藤健太郎。
青春だものな。恋をするよな。頑張る人を応援することで、君も前向きになれて、頑張れる。そういうメッセージのある映画でしたね。
これは、まさに、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』のキャプテンの中条あやみに何度振られても応援を続けていく眼鏡君の伊藤健太郎と同じなのであったよ。
畏るべし、伊藤健太郎、なのである。君は、少年のまま、なのかい?
やはり、身長が高く、スッキリしているスタイル。
ひときわ、思春期。ひときわ、青い。伊藤健太郎。
弱虫ペダル
キンプリの永瀬廉が主演の話題作であるが、ここは、伊藤健太郎にフォーカスをゲットです。
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コミック
そもそも、週刊少年チャンピオンで連載されていた渡辺航原作の漫画がスタート。人気を呼び、アニメ化され、今回、ついに、映画の実写化になったものなのである。
アニメやフィギュアが大好きなオタク少年・小野田坂道は、入学した総北高校で、中学時代に自転車ロードレースで名を馳せた今泉俊輔と鳴子章吉と出会う。坂道は、小さな頃から自転車で毎週往復90kmの秋葉原通いで知らずのうちに鍛えられた自転車の才能、高回転<ハイケイデンス>なペダリングを彼らに見出され、自転車競技部の門を叩く。今泉や鳴子、そして金城、巻島、田所ら実力派の先輩たちとの練習でどんどん才能を伸ばしていった坂道は、意外性の力を見込まれ全国大会<インターハイ>のメンバーに”クライマー”として選出される。チーム全員の想いが詰まったユニフォームジャージを真っ先にゴールに届けるため、チーム総北は力の限りペダルを回し、疾走する!
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルRR製作委員会
伊藤健太郎の役回り
中学時代からの自転車ロードレースのエリートこそが、伊藤健太郎演ずる坂道と同級生の今泉俊介である。真面目で努力家。クールだが、極度の負けず嫌い。
そんな努力家である自転車エリートの今泉俊介(=伊藤健太郎)にとって、学校裏の斜度20%以上の激坂をママチャリで、しかも歌いながら登坂するオタク系の永瀬廉(=小野田坂道)は“信じがたい光景”であったのだ。そう、伊藤健太郎は永瀬廉の才能に脅威すら感じたのである。
ママチャリを漕ぐ永瀬廉=坂道の走りと脚力の強さを見て、坂道に裏門坂レースの勝負を申し込んでくるのだった。熱い男だねぇ。そういう流れの中で、坂道の自転車競技部への入部のキッカケになった男だったのである。
女子からの人気が高く親衛隊まで存在するのが、伊藤健太郎。しかし、強そうに見えて、メンタル面は意外と弱い。
坂道からは気さくで優しい友達思いと勘違いされている?人が苦手の坂道にとっては、初めてできた友達の一人なのである。
伊藤健太郎とライバル関係にある同級生がもう一人。難波の鳴子章吉(=坂東龍汰)である。この2人は言い争いが絶えない。そうなのである。
永瀬廉にとって、最初に出来た個性的な友達二人だったのである。
インターハイに向けて、切磋琢磨していく3人。どんな感じで青が散っていくのか。キラキラしたスポーツ作品なのである。
健太郎の味
今回の伊藤健太郎は、本筋系のアイドルである主役の永瀬廉の引き立て役として、脇を完全に固めている。
そういう役が自然と出来てしまうところに、若いのに、俳優として多くの経験を重ねてきた彼の貫禄がある感じがする。
色んな芝居ができる場所を求めて、色んな性格の違う人物を演じている今の伊藤健太郎に乾杯。
テレビの番宣でも、自ずと表に出てきてしまう伊藤健太郎氏。
それにしても、若いよね。何故、高校生役がこんなに似合うのじゃい。
ちょっとだけ、伊藤健太郎グッズ
NHKドラマ『アシガール』の若君役で大ブレイクし、主演映画『惡の華』『今日から俺は!!』『ルームロンダリング』『ういらぶ。』『コーヒーが冷めないうちに』など、TVや映画で引っ張りだこの人気俳優・伊藤健太郎が月イチレギュラーを務めるラジオ番組『ニッポン放送・オールナイトニッポン0(ZERO)』。その記念すべき初回の生放送(2018.4.21)に完全密着したドキュメンタリーDVD。
ニッポン放送の地下倉庫で大好きなレコードに囲まれ大興奮する姿、番組開始前の打ち合わせ風景、リスナーにイジられタジタジになる姿、テンションがアガって止まらなくなってしまうトーク…音声放送だけでは届けられなかった、よそ行き顔3割・素顔7割の『健太郎のオールナイトニッポン0』放送の裏側を映像でお届け。『チェキジングル』コーナーで撮影したチェキも、このDVDで初公開!放送直後の居酒屋反省会や秋葉原でのお買い物姿など、貴重な特典映像もたっぷり収録!
■特典映像
商品説明
『居酒屋でオールナイト反省会!』
『健太郎、MYヘッドホンを探す旅in秋葉原』
『ラジオパークin日比谷2018』
『春のオールナイトニッポン0まつり』
『健太郎トークイベント』
【表紙】伊藤健太郎
【付録】A2サイズ両面ポスター
【巻頭特集】伊藤健太郎
◆SCREEN+Plus最新号は、映画はもとよりドラマ、舞台にも引っ張りだこの俳優・伊藤健太郎。グラビアでは、飾らない素顔をみせる伊藤健太郎の魅力が満載!ロング・インタビューは、最新作映画をはじめとしたお芝居の話、好物の肉の話についても盛りだくさん!!
◆7月17日公開映画『今日から俺は‼ 劇場版』より、ドラマ版から続投の鈴木伸之×磯村勇斗の同級生コンビが登場!
商品説明
お互いの魅力や撮影裏話など仲の良さが伝わってくるグラビア&インタビュー‼
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