日々の何かと「がんばっていきまっしょい」
令和の仕事始め。パワハラである管理職が突然退職した。確かに、いつ見ても、暗い男だったな。仕事がそもそも無理だったのかねぇ。管理職になってはいけない人間がなってしまったから悪いのか?あまり、気持ちの良いものではない。多分、やった方もやられた方も、双方の言い分がきっとあったはずだ。
こんな時は、どっちつかずで、外側にいる自分の心もむしゃくしゃしてくる。こんな時、どうすれば良いだろう?
私は、こんな時、好きだった映画の予告編を敢えて観る。好きだった映画とそのテーマ曲が流れると、少しづつ、温かい気持ちになってくる。例えば、こういう時は、映画「がんばっていきまっしょい」の予告編を観て一緒にテーマ曲を聞く。静かに。ただ、観て聴く。そして、そういう音楽を聞くことで、癒されることがある。
嘘だと思って、一度、試してください。自分の好きだった映画でそのテーマ曲も好きだったなら、5分程度の予告編をYoutubeででも聞いてみて下さい。結構、効果がありますよ。
OGIYODIORA/オギヨディオラ
20数年前の四国・松山を舞台に、ボートに青春をかけた女子高生たちの姿を瑞々しく描いた青春ドラマ。監督は「目を閉じて抱いて」の磯村一路。第4回「坊ちゃん文学賞」を受賞した「敷村良子」の同名小説を、磯村監督自身が脚色。主演はこれが初めての映画の田中麗奈。四国の高校の制服姿と松山弁とうどんとボートと音楽が何故か切なかったなぁ。
「がんばっていきまっしょい」のテーマ曲は 「OGIYODIORA/オギヨディオラ 」だ。切ない曲だ。心に染み入る歌だ。ここまで、哀し過ぎるような旋律があったろうか?ボートの走る川の流れと女生徒。そのバックに流れるこの曲。歌は韓国のリーチェ/Lee-tzscheというミュージシャンの唄っている。英語の曲名は「Give it All」だ。どういう詩なのだろうか?
まずは、下につけてある映画の予告編を観て下さい。これを初めて観た人はきっと何かを感じるだろう。嘘だと思って聞いてほしいと思います。これは、多分1つの出会いです。
映画のテーマ曲である「 Odiyodiora 」が流れる。これは英語版だ。ちなみに、「OGIYODIORA/オギヨディオラ」とは韓国語の船頭さんのかけ声だそうです。だから、ボートに青春をかける映画のテーマ曲になったのだろうが。
作詞作曲は、作詞: LEE SANG EUN, 作曲: LEE SANG EUNなので、韓国の人が作った曲なのだ。英詩は次の通りです。
調べる限り、和訳はありませんでした。英文を読む限りは、この映画の内容と一致しています。こんな感じの超訳になりますね。・・・・一生懸命にひそやかにでも自分の進んできた道や光を探そうと頑張っているのなら、泣いても止まらなければ、きっと、その人の人生がどんなにか弱く辛くても、陽が射し、風が吹き、川は流れるはずだ。だから、ボートを止めるな。頑張れと。だから、つぶやいてみよう。 「オギヨディオラ」・・・・って。 そっと励ましてくれるようです。心で唱える”おまじない”。だからこそ、その日が重い時は、「がんばっていきまっしょい」なのです。
Late for the Sky
「タクシードライバー」のテーマ曲はLate for the Sky(リンク:当サイト「Late for the Sky」)だ。音楽だよ、気分を変えるのは、きっと。
このジャクソンブラウンには、更にクールな曲がある。Sky Blue and Blackだ。この曲が数ある彼の曲の中で、一番俺の中では大事な曲だ。
その曲を思い出し、口ずさめば、切なさもあるが、次に繋げられるぜ。
コメント