韓国俳優イ・ソンギュンさん死去

イ・ソンギュン

カンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールや米アカデミー賞4冠を受賞した「パラサイト 半地下の家族」(19年)に出演した韓国の俳優イ・ソンギュンさんが自死した。

とても、残念なことだ。正直言って。

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事故関係wikipedia

イ・ソンギュン - Wikipedia

麻薬問題というイリーガルなところの真実がどこにあるのか不明だが、彼の今まで韓国で演じてきた映画やドラマの全てが面白かったことを思うと、48歳で死ぬのは惜しすぎる。そのくらい、彼は韓国の俳優の中で、傑出した魅力を持った男であったと間違いなく言える。

彼の出演映画やドラマ

彼のドラマや映画を観たことのない人であれば、是非、嫌なことかもしれないが、この機会に観てほしいと思う。そして、多分、初めて観た人でも、彼を失ったことがどれだけエンタメの世界での大きな損失か、きっと、わかるであろう。

本当に多くの作品に出演し、どの作品でも大きな爪痕を残している。

イ・ソンギュン:プロフィール・作品情報・最新ニュース - 映画.com
イ・ソンギュンの新作映画、写真、画像、動画、関連ニュースの情報。韓国・ソウル出身。韓国芸術総合大学校演劇院演技科卒。2001年にミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」でデビュー。 07年にメインキャストとして出演したTVドラマ「白い巨塔」...

今観るべき彼の作品

今回、この逝去にまつわるマスコミ報道では、オスカーを取った映画「パラサイト 半地下の家族」に出演していたという枕詞ばかり出ているけど、この映画では彼は助演俳優。その役も良かったが、彼が今まで主演をしてきたドラマや映画は、大変面白い。彼が作品に恵まれたということもあるだろうが、俳優としての力量がその作品を輝かせたのは間違いないだろう。

なので、今観るべき作品を僕なりに紹介したい。

すぐに観るべき作品はこれだ。

ソフト・ハードボイルド系クライムサスペンスって呼んでも良い、次の3つの作品である。

イ・ソンジュンは、どの作品でも、本当に、軽やかに、どこかコミカルに、ハードボイルドな主人公を新たに提供してくれたのであった。

彼こそは、まさに、ソフトボイルド系俳優であったのは、間違いない(ソフトボイルドなんて言葉が存在すればの話ではあるが)。

彼の魅力は、この稀有なニッチなエリアでの特徴的な俳優にあったと今思える。こういうタイプの役者はそう出てこないかもしれない。だから、とても、惜しいし、喪ったことが悔しい。

ペイバック~金と権力~(2023年、SBS) 

死んだことが信じられないくらいスマートでハードボイルドでクールで温かい◎どストライクな作品なら、直近の彼のTVドラマが最高であろう。

2023年にSBSで放映された『ペイバック~金と権力~』だ。韓国ドラマお得意の復讐に次ぐ復讐劇のサスペンスドラマだ。

韓国ドラマ【ペイバック】あらすじ&キャストex・相関図
イソンギュン&ムンチェウォン主演の韓国ドラマ「ペイバック〜金と権力」のあらすじ・キャスト・相関図・カメオ特別出演・OSTなど

prime videoでの視聴が一番お得かもしれない。

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最後まで行く

今年日本で岡田准一主演でリメイク版映画となった原作韓国映画。

最初から最後までスリリングな展開で面白いクライムサスペンス。

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奴が嘲笑う

悪役的なところから善人まで、その長身で甘い顔で演じてしまうイ・ソンギュンの魅力全開のクライムサスペンス映画。二転三転する話の展開がヒリヒリする。

勝つことこそが正義だと信じ、100%の勝訴率を誇るエリート弁護士ビョンだったが、遺体の見つからない女子大生殺害事件の法廷で、弁護してきた被告人が自白したことから形勢 が逆転。
傷ついたプライドを取り戻すべく事件の真相を調べ始めたビョンは、その背後に潜む大きな闇の存在に気が付く・・・。
事件の調査を進めるうちに自身が危険な罠にはまっていく主人公の弁護士役に、「コーヒープリンス1号店」のイ・ソンギュン。
その長身でイケメンなルックスを存分にいかし、自信みなぎる型破りな弁護士役をスタイリッシュに軽やかに演じ、新たな魅力を放つ!

『奴が嘲笑う』予告編
2016年4月2日(土)レンタル開始!証拠も遺体もなき女子大生殺人事件。背後に潜む危険な罠に踏み入るエリート弁護士を、「コーヒープリンス 1号店」のイ・ソンギュンが熱演!

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