今輝いている横浜流星の脇役的な準主役的な映画を、引き続き、観ていきましょう。今回に『虹色デイズ』に絞りました。たった、1つです。
何故1本か、あまりにも、横浜流星だけでなく、他の3名の若手俳優もいい味出しているので、一緒にコメントしちゃいましょうってな感じになったので。
だって、いい感じで、青春煽ってきますからねぇ。4人とも。
映画冒頭、青い夏の空の下、制服のまま飛び込んだプールから4人の会話が始まるなんてのは、ナカナカの青春掟破りシーンで良いんでないかい?17歳の特権かい。男どもは、バカだから、イイんだよ。
原作漫画よ
水野美波の同名人気コミックが原作となる。
カスタマーレビューでは、こんなコメントがありますね。
始まりは高校一年生のクリスマス。ピュアでシャイな男の子羽柴 夏樹くん・自称プレイボーイ妹大好き松永 智也くん・運動能力抜群実はサディステック片倉 慶一くん・クールなオタク直江 剛くん。
Amazonのカスタマーレビュー
この全くタイプの違う四人が卒業までの高校生活を賑やかに満喫する学園ストーリーです。みんなそれぞれに悩みを抱えているけど、上手くいかないことの方が絶対的に多いジレンマ。怖いけど知らない感情にしっかり向き合い、不器用ながらも自分なりの答えを出していく。其々が少しずつ大人に成長してゆく姿が、とても丁寧に描かれているのが最大の魅力でした。
綺麗で丁寧な作風。適度に笑える要素。肩に力が入り過ぎず楽しめます。イケメン揃いはアイドル要素がかなり高目。それぞれの想いや行動にリアリティーがあり、イチオシキャラファンが沢山ついた作品ではないでしょうか。
あリエんゾン、イケメン4人の高校生なんて
メインキャストの4人がやっぱりイケメン過ぎて、ハッキシ言って、困りやすですね。普通ないだろう、こんだけお顔とスタイルがカッコ良過ぎたら、ここまで女性関係で悩むんかい?てな疑問はさておき、メインキャストのうち、誰が主人公なんじゃい?
水野美波の同名人気コミックを映画にしたところからすれば、主人公は、一応、羽柴夏樹こと「なっちゃん役」の佐野玲於(GENERATIONS)になるのだが。
しかし、映画では、まっつん中川大志・つよぽん高杉真宙・恵ちゃん横浜流星の3人も、彼と同格的な、カルテット主演てな感じになっていますね。そんなイケメンたちの青春ドラマでやんす。というか、イケメンたちのかなりのギャク系映画なのである。オモロイ系である4人組達の青い春なのである。テンポが良くて、お笑い要素満載なのでありんすよ。
それでは、一人一人見ていきませう。
なっちゃんである佐野玲於
うーむ、最初からお笑い系かい。本当に、ダンサーなの?彼は?
重要なのは、なっちゃんの杏奈への片想いが、この映画というか漫画原作もストーリー全体のキイになっているところだよね。
いじられキャラを上手く演じているし、映画の流れの実は中心。杏奈の唯一の友だちマリちゃんにかなり杏奈へのアプローチをディスターブされるけど。誠実さを感じさせるのである一挙一動が。佐野玲於。やりよるわい。役者じゃのう。
つよぽんである高杉真宙(まひろ)
頭の良いつよぽん役の高杉真宙。コスプレ好きで彼女いる系でオタク的な役だけれど。進学にも悩む。彼の演技の幅は広いなって感じだね。まさか、この役を、高杉真宙がやるとは思わなかったね。
何故か?それは、私が映画の中で、彼を始めて観たのが『ギャングース』だったわけで。その時、彼は主演であったのだけれど、その役柄が今回の役と全くの真逆で、暗いけれど、かなりイケていたからなんだよね。上手かった。そして、クールにワイルドにイケメンだったからだ。虹色デイズを後から観た時に、本当に、同一人物か?と思ってしまいましたからね。マジで。高杉真宙は、今後も注目必至ですね。(オジサンとしては、彼を知るのが遅すぎましたね。横浜流星と同じで、かなり前から映画やテレビで活躍していましたね。これから、しっかり追っていきます。)
その時の彼はこんな感じ。ね、全く違うでしょ。ちなみに、この映画、かなり面白かったですよ。この映画を知らない人、きっと、多いだろうね。チト、残念でありんす。私的には、B級系映画で良い作品を探し出せると、本当に嬉しいのですよ。見つけたぜ、って感じで。
加藤諒も、渡辺大知(黒猫チェルシー)も、良かったね。
ギャングース Blu-ray (スペシャル・エディション)
この私のブログの中でも、実は、この映画のこと、既に、紹介しております。
https://xn--eck2cqb1aq2ef0l2gi.com/タタキ稼業??/
まっつんである中川大志
中川大志演ずるまっつんは、チャラくて女好きな役。中川大志に至っては、結構、今までも青春ラブストーリー系映画に多く出演しているが、今回のここまでのチャラさはなかったので、逆に、ナカナカ良しであります。そして、中川大志のいつものパターンである仲間想いな面はあるので、やっぱり、このあたりの役は彼になるんだよなって、感じでしたね。
特に、横浜流星との掛け合いシーンは良かったなぁ。上手に、横浜流星の笑いを引き出してくれていた感じがする。横浜流星の兄貴分的存在でしたね。
恵ちゃんである横浜流星
モテる男、恵ちゃんである横浜流星。靴箱にはラブレター。告られても、かわす。男と女はSとMとか言って、結構ドライなサディスティック流ちゃんでありました。
面白いことに、この映画の中で、恵ちゃんに何故か彼女はいない。彼女を探しているって役柄だ。
そんな横浜流星も、映画の中で、結構、ギャグってくるから、面白い。良い味をを出しています。普段は、絶対にこうじゃないね。でも、笑顔が多いので、そういう横浜流星を観れるのは、彼を好きな人にとっては、ナカナカ、良いんじゃないの、この映画。
追試勉強の帰り夕暮れの中、彼が、まっつんの中川大志に言った言葉。「俺もマジに恋したい」。夏祭りの縁日では、「俺だけ、ひまか?」実は、恵ちゃん横浜流星のかなり昔に別れた元カノが結婚して、何だ、このモヤモヤは!という感じなのに、そこも笑い飛ばす。最後まで、意中の彼女なしで終わったという役割は逆に新しいか。
最後に、なっちゃんと彼女を一緒にさせるために、漢気(おとこぎ)を見せる恵ちゃん横浜流星。彼も、友達想いの良きヤツ。
仲の良い4人組
そもそも、横浜流星と高杉真宙は、現実に高校の同級生だから、仲が良いようだ。
仲が良さそうじゃの。撮影中のちょとした合間だのう。
横浜流星の笑顔って、真面目なお顔とのギャップがあってイイね。そして、この虹色デイズでは、良く笑っていたよ。そして、おふざけの感じも、よか味を出していたぞい。多分、共演者の3人と息が合っていたんだろうね。
ということで、今回は、横浜流星君中心でなく、主役4人全員を均等にみてしまった形になりましたね。
そういうのも良かじゃなかとですか(博多弁って、これで良いのか?)仲良き役者仲間の中にいる横浜流星ってのも良か、良か。これだけ、笑みをたたえている横浜流星は掘り出しもんだろうが。
それから、高杉真宙も再発見したし。え、君だったの、って。
お兄さんの中川大志。お笑い系ダンサー佐野玲於の発見も大きい。
それと、短い時間だが、山田裕貴が出ていたのも素晴らしい。彼も気になる若手の一人。齋藤飛鳥と共演していた『あの頃、君を追いかけた』は良かった。このブログでも記事を書いています。
https://xn--eck2cqb1aq2ef0l2gi.com/齋藤飛鳥と山田裕貴:you-are-the-apple-of-my-eye/
滝藤担任教師の個性も強烈であったし。
まあ、良く出来たお笑い系青春物語であったのでした。メデタシ、メデタシ。
まだ観てない人は、気楽に、是非、観て下さいね。
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