吉高由里子の主演映画の第2弾です。どんな顔を彼女は見せてくれるでしょうか?
インタビューに答えては、吉高由里子はこんな風に言っているけど。
「演じること? いまだに好きになれないですね。そこは赤線太字で強調しといてください」。彼女は、いたずらっぽい笑みを浮かべる。
今回の紹介主演映画は3本です。『ロボジー』・『僕らがいた』・『君の瞳が問いかけている(未公開)』です。
ロボジー

お笑い系映画に主演した吉高由里子。良かったね。


この顔、スゲェー。やるぜ、吉高。
オタク女子吉高由里子の演技、オモロイで。

やっぱり、吉高由里子とくれば、原付バイクだろ。『婚前特急』の時と同じように、原付女子だぜ。
近く行われるロボット博での企業広告が目的だ。
しかし、ロボット博まであと1週間というところで、制作途中のロボット“ニュー潮風”が木端微塵に大破! 窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れてごまかす計画を立てる。
ロボットの外装にぴったり収まる人間を探すため、架空のオーディションが開かれ、仕事をリタイアして久しい独り暮らしの老人・鈴木重光(73歳)が選ばれる。しかし、このスズキがとんでもないジジイで…。
さらには、“ニュー潮風”に恋をしたロボットオタクの女子学生・葉子も巻き込み、事態は思わぬ方向へ転がり出す―。
僕等がいた
映画の『僕等がいた』前編

人気漫画の映画化。なんと、映画は前編と後編の2本なのであった。
北海道、釧路。広大な自然。矢野と七美。

吉高由里子の女子高生。絵になるな。
北海道・釧路に暮らす高校2年の七美(由里子)は、クラスの人気者の矢野(生田)に思いを寄せるように。ふと寂しげな表情を見せる矢野は、かつて事故で失った年上の恋人への思いを引きずっていた。それでもいちずな愛をぶつける七美に、矢野も心を開いていくが・・・・。
時折さびしげな表情を浮かべる矢野に、七美もいつしか惹かれていく。矢野が死別した年上の恋人・奈々(小松彩夏)
との過去を引きずっていると聞き、思い悩む七美。互いに想いをぶつけ合い傷つきながらも、ついに未来を誓いあうふたり。しかし、幸せな日々もつかの間、更なる試練が襲いかかる・・・。
好きだ、バカ!!
吉高由里子の名セリフと言えば、これだろう。あの一部カスレのハイトーンボイスからのこの一言、参っちゃうね。
前半のラストシーン。

東京の学校へ転校することが決まった矢野をホームへと見送りに行き、去って行く矢野を七美が追いかけます。何度の名前を呼びながら追いかける七海の姿は、思わず切なくなってしまいます。
映画の『僕等がいた』後編

高校生から社会人へ、青春の過渡期にある男女が織りなす純愛ストーリー2部作の後篇。
矢野の上京後、遠距離恋愛を続けていた2人だが、ある日を境に、矢野は音信不通になってしまっていたのだ。
竹内が七美にプロポーズを決意したそんな矢先、七美は矢野の消息をつかむ。矢野への想いと竹内の愛情の間で揺れる七美。
迷いながらも、七美はある決断をする・・・。
それから数年後、就職活動に明け暮れる七美をそばで支えてくれたのは矢野の親友である竹内(高岡蒼佑)だった。
矢野のことを忘れられない七美。

仕事中の吉高由里子の存在半端ねぇ。
最初は遠距離恋愛を続けていた二人だが、ある日突然矢野はぷっつりと消息を絶ち、音信不通のまま月日だけが流れていった。
比嘉愛未が会社の先輩に。生涯たった一人の宿命の恋人を思い続けるピュアな愛が胸を打つ。

学校が廃校になる。釧路に戻る吉高由里子。

ラストの再会シーン、学校の屋上で矢野が七美に告げた台詞。
おまえはオレの方位磁石だ。
辛い出来事が続いた矢野にとって、どんな時も自分を思い続けてくれた七美が、自分を道いびいてくれた、という思いからの台詞なのだろうね。
「あの頃、確かに私たちはここにいた」の言葉から回想が始まり、七美は17の頃を振り返りながら学校の屋上へたどり着きます。すると、そこに突然矢野が現れ、2人は長い長いすれ違いを経てやっと、結ばれたのでした。
良かったぜ。何とか、ハッピーエンドで終わったぞ。こんなに長い時間をかけて、そうじゃなかったら、どうなんのよ。
映画 「僕等がいた」 歌 「Mr. Children – CANDY」

原作やアニメはどうなっている?
『僕等がいた』は、原作である漫画は多分必読でしょうね。
アニメは途中で終わっているものの、漫画原作に沿ったストーリーとなっていますので、映画で消化不良の方にはお勧めです。
君の瞳が問いかけている
今回は、2020年秋の公開予定の映画である『君の瞳が問いかけている』を紹介しておきます。ただし、このコロナ禍の中で、果たして、2020年秋の公開が実施されるのか、今のところは、多分、何とも言えないのではないかと思います。

主演はこの二人。今をトキメク横浜流星と吉高由里子。この共演は、結構なアメージングだよね。
脇役も、面白いナカナカのメンバー。やべきょうすけ・田山涼成・野間口徹・風吹ジュン・般若・森矢カンナ・奥野瑛太・町田圭太・坂ノ上茜などなど。

そして、何と言っても、この映画の監督が『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など純愛系ラブストーリーの恋愛映画を作ってきた三木孝浩監督。かなりの期待が出来ますよね。
8年前に吉高由里子が出演した『僕等がいた』も三木監督の作品だったのだ。これも、かなりのヒットをした。
あらすじ
映画「君の瞳(め)が問いかけている」の原作は、韓国で大ヒットした恋愛映画『ただ君だけ』です。その原作の原作は、チャールズ・チャップリンの名作『街の灯』です。つまり、珍しいリメイクのリメイク版というのでしょうか。
そんな純愛ラブストーリー!
横浜流星は心を閉ざした元キックボクサー。日雇いのバイトで食いつないでいる。吉高由里子は不慮の事故で家族を失い眼もほとんど見えない状態だが明るく生きている。アパートで二人は出逢い心が徐々に通いあっていく。彼女の明るさに心を溶かしていく横浜流星。吉高の眼が完全に失明になってしまうことを知り、横浜流星は違法なキックボクシングに挑むことになる・・・・。
吉高由里子
同年代の女性を中心に、女性に人気のある女優である吉高由里子さん。映画では、『僕らがいた』以来の8年ぶりの純愛映画出演ですが、いつもの通りで、僕らの期待に応える演技をしてくれるに違いありません。泣かせて下さい。

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