伊藤健太郎と横浜流星研究(その3)

伊藤健太郎

コロナという悪魔

前回の『伊藤健太郎と横浜流星研究(その2)』では、伊藤健太郎の売れた理由について、記載した。長文になったので、横浜流星については、今回の「その3」で書いていく。

そう、横浜流星の売れた理由は何か。伊藤健太郎とはどこが違うか。そして、どこに共通点があるか。そのあたりに触れていく。

しかし、のっけから、悲報である。舞台『巌流島』である。仙台、金沢、新潟公演は、全て中止。他の公演の中止はないが、全て払い戻しで再度販売という決定。

今後、全てのチケットを払い戻し、開催公演に関しては、客席の配置を見直した上での再販売を行います。
チケットを既にご購入いただき、各公演を楽しみにしてくださっていた皆様方には、多大なご迷惑をお掛けしますこと、心よりお詫び申し上げます。

巌流島公式サイト
舞台「巌流島」公式サイト
横浜流星が主演で宮本武蔵、伊藤健太郎が佐々木小次郎を演じます!「世紀の対決」を描く、新アクション時代劇の誕生です!

果たして、舞台『巌流島』は果たして公演が出来るのだろうか?このまま、公演が出来たとしても、抽選確率が更に宝くじ的倍率になってきて、生で観れる人は極めて限られてしまうのではないか?

新スケジュール決定/チケット払い戻しのお知らせ | 舞台「巌流島」公式サイト
新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、政府や諸機関が発表しましたガイドラインを踏まえまして、各地主催者とも協議を重ねた結果、一部上演スケジュールを変更し(中止を含む)、新スケジュールを決定いたしました。

コロナという悪魔は、今、エンタメの世界を席巻していて、かなりのダメージを与えている。これから、第2波や第3波までの大きな流れになってしまったら、多分、映画、舞台、ドラマは新しい企画が作れなくなっていくだろう。

当然、未来の企画を楽しみにしている人々にとっては、大変困ることになる。そして、エンタメの世界で生きている多くの人々にとっても、死活問題になってくる。本当に、ほんの半年前の普通の世界に戻ってほしいと切に思う。

どれだけ、あの頃の普通の穏やかな生活がどれだけ幸せだったか。こうならないと判らないなんて、人は哀しいね。

とにかく、横浜流星と伊藤健太郎を始めとする役者達や『巌流島』製作メンバーに、これ以上のマイナスが来ないことを祈るしかないな。

厳しい出だしだけど、ここは、横浜流星のこと。彼の売れ筋理由を私なりに勝手に(?)みていこう。

横浜流星のテレビドラマ

これは伊藤健太郎発見の時と同じなのですが。私は、この二人を映画の脇役的なところから発見しています。そして、今、ここまでブレークしています。

そして、私と言えば、伊藤健太郎と同じく、横浜流星のテレビドラマをバック・トゥ・ザ・フューチャーしております。映画でなく、テレビドラマの彼ら二人を再発見中であります。

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出典:Instagram

『初めて恋をした日に読む話』。ゆりゆりのピンク髪の横浜流星を観ているのでありますよ。実は、この漫画自体は、かなり前から押さえていて、既に読んでいたのですがね。面白い漫画はドラマ化か映画化されるね。確実に。


初めて恋をした日に読む話 コミック 1-10巻セット

そう、漫画の関係でいくと、これも先に読んでいたのであるが、金沢の老舗和菓子屋を舞台にした横浜流星のテレビドラマもじきに始まるかな。


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結構、この漫画もサスペンスタッチの漫画でかなり面白いぞ。『私たちはどうかしている』だ。(既に、私のブログでは記載しております)

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チト、話が飛んだね。すんまそん。

そんなわけで話を戻すと、私は、横浜流星を映画の脇役からフューチャーしていった訳なんですね。

横浜流星の登場

横浜流星は、映画の『中学生丸山』のその他中学生と『ジョーカーゲーム』のその他高校生という脇役の中で発見。ナカナカ、いるかいないか分からないその他大勢の中の一人であり、その頃の印象もおとなしい感じがする。自分から俺も俺も出て行くタイプではなかったのだ。

そして、『天使のいる図書館』で、図書館に来るナィーブそうな青年。『青の帰り道』で少しだけワルな青年役。

横浜流星青の帰り道画像 に対する画像結果
(C)映画「青の帰り道」製作委員会

横浜流星の外見的な顔やスタイルからは、『青の帰り道』や『初めて恋をした日に読む話』に出てくる人物のような暴走族の一歩手前的なワルって感じがある。

しかし、現実的には(私が勝手に思っているが)、彼は真面目でセンシティブな部分が多い対極の人間ではなかろうか。『兄友』や『天使のいる図書館』に出ていた横浜流星の役みたいなところが、多分、彼の地なのではなかろうか。色々考えてしまうタイプ。

兄友映画 に対する画像結果
(c)『兄友』製作委員会

うーむ。横浜流星は空手家であるのに、センシティブで繊細。だから、世界一になれたのか?それとも、そもそも運動神経が抜群に良いのか。

横浜流星画像 に対する画像結果
横浜流星(C)モデルプレス

どちらにせよ、伊藤健太郎とは違う。健太郎に繊細さがないとは言わない。だが、健太郎は、そこまで、想い込まないのではないか?

横浜流星の売りとは、実は、このギャップにあるのではないかな。外見的にはワルでも通る顔だちで肉体的にもレベルが高いが、心は意外と繊細で真面目である。

『キセキーあの日のソビトー』と『愛唄-約束のナクヒトー』などのGreeenの映画の出演あたりから、演じている役が、横浜流星の本性とマッチした感じがある。

キセキ あの日のソビト に対する画像結果
©2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会

そう、アクション系や根性のオラオラ系役ではなく、草食系の繊細な感受性の持ち主の役回りが似合ってきているのである。

愛唄ー約束のナクヒトー に対する画像結果
(C) 2018「愛唄」製作委員会 配給:東映

その方向性は、『いなくなれ、群青』で確定したか。

いなくなれ群青映画 に対する画像結果
『いなくなれ、群青』(C)河野裕/新潮社 (C) 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

彼は、多分、美しい顔をしている。持って生まれたものだ。その上に、優しさや繊細さや温かさが重なってくる。そこは、女子をして、キュンとさせてしまうところだろう。

しかし、だからと言って、男らしさがないかというと、そうではない。そこは、秘めていて見せていないだけ。見せてこないだけ。本当のところは、多分、強いのだ。強い奴は、そんなところを見せない。むしろ、いつもは、線が細く、弱そうに見えるものだ。強いものは、自分を誇らない。

そのあたりのギャップが彼の魅力で、他の俳優には、持てないところなのだろうな。なので、人気がある。そう、私は勝手に判断をした。マチガイない!!(?)

彼は映画・ドラマ・舞台の中で、良い感じで、繊細さと漢気がクロスオーバーする俳優であるのだ。

確かに、今までの宮本武蔵の武骨さや男臭さからすれば、どちらかと言えば、佐々木小次郎の方かもしれない。しかし、上記の如く、彼の漢気は秘めて強いのだ。やはり、それこそが、本当の新しき宮本武蔵像であろう。

伊藤健太郎との共通点

共通点

彼ら二人の役者にある共通点は何だろうか?

1.芝居に貪欲である。役者たる者、それは当たり前のことであろうが、自分の芝居の幅の広さを出すべく、色々なことに挑戦している。そこは事務所の売り方もあるかもしれないが、挑戦する役が二人とも、毎回、新しいところを開拓しているあたりに、良い意味で、自分の役者として幅を拡げていきたい欲を感じる。

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伊藤健太郎 (C)モデルプレス

2.奢っていない。二人とも、謙譲の美徳がある感じがする。ここまでブレークすると、勘違いする御仁もいる世界で、決して、偉そうにしていないのではないか?むしろ、新しい役に向かって、新人のように接しているのではないか?(現実が間違いだったら、赦せよ)

3.ここが一番大事な共通点だと思うのだが、二人は常に、周りの人がいて自分の存在があることをしっかり認識しているのではなかろうか?上記の「奢り高ぶらない」ことと相関することでもあるが、ここが結構重要なところだね。

横浜流星画像 に対する画像結果
©2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会

金子みすゞ

唐突ですが、金子みすゞの詩に近い感覚かな。テツガクテキに言ってしまうと(?)。

今、金子みすゞの詩が再考されているのは、次の点にあると言って良いだろう。

金子みすゞの詩が再考され人気を呼んでいるのは、「自分」という存在は自分以外の誰かがいて、初めて成り立っているという当たり前の基本的なことを思い出させてくれるから、らしいのだ。

ある有名なWebsiteでは、こんな指摘がある。

人間を温かに見つめるみすゞの詩の原点はどこにあるのかと言えば、それは自他一如、みすゞの言葉を借りれば「あなたと私」という眼差しなのです。私たちは誰しも自分が人間だという認識を持って生まれてきたわけではありません。両親や周囲の人たちの姿を通して、初めて自分は人間だということを認識できるのです。

Web chichi
横浜流星 約束のナクヒト に対する画像結果
(C) 2018「愛唄」製作委員会 配給:東映

横浜流星と伊藤健太郎には、この基本的なことがしっかりと押えられている感じがある。彼らは、自分の役者としての地位や自分自身の存在が自分以外の応援してくれているファンや制作するメンバーや周りの友人や家族によって初めて成り立っているんだということを、しっかりといつも認識しているに違いないのだ。

なので、彼ら二人の演技や行動には、人間を温かに見つめる金子みすゞと同じ匂いがあるのだ。そう、役者として対峙する相手との間合いや話し方や視線の中に、温かいものを何故か感じてしまうのだ。「あなたと私」という眼差しが、そこにはあるのだ。

多分、そういうことなんじゃないかと近頃気がついた次第。彼らの芝居を観ていると。(チト、褒め過ぎかい?否、多分、皆もそう思うんじゃないの?)

今日から俺は俺は、と俺を全面的に前に出してきている訳ではないのだ。周りがあって、自分がいるというこの気持ちを持っているということなんではなかろうか。

(画像7/29)健太郎、初写真集で“全裸ショット”に挑戦 撮影秘話明かす<G 健太郎>
伊藤健太郎 (C)モデルプレス

なので、ここは金子みすゞの詩を1つ、二人のために記しておこう。

こだまでしょうか

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「もう遊ばない」っていう。
そして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。

少し、脱線したかな。でも、この辺りのスタンスが二人にはしっかりあって、芝居が成り立っているのは間違いないだろう。彼らが演じるどんな役でも、多分、その後ろの隠れたところに「温かさ」があって、そこを自然体で持っているところに、この役者二人の強さがあるのではないかな。

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やはり、美形であった。真面目でセンシティブさと温かさと漢気を隠し持つ美。横浜流星も、存在自体が、伊藤健太郎同様に、困ったものだな。この二人。お騒がせ野郎たちだ。良い意味で、マチガイなく。コロナをつんざいてくれ。頼むぜよ。

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