パニッシャー:罰する人

アクション映画

映画のパニッシャー編

B級アクション映画決定版だったりして

深夜、久しぶりに、B級映画だが、結構感動したアクション映画を観たので、報告する。「パニッシャー:ウォー・ゾーン」だ。普通は、パニッシャーの1から観るべきであろうが、このパニッシャー・シリーズの2から、この映画を観た。何故なら、パニッシャー1は、かなり前に観ていたからだ。

パニッシャー : ウォー・ゾーン  DVD ¥950
LIONGATE×MARVELが贈るノンストップ・バイオレンス・アクション!法で裁けぬ凶悪犯をたった一人で制裁を加える孤高のダークヒーロー“パニッシャー”ことフランク・キャッスルと、武装マフィアを掻き集めて“パニッシャー”に復讐を果たそうとする“ジグソウ”ことビリー・ルソッティの物語を描く。

ガンアクションが痛快で、アクション映画として、ガンガン打ちまくってくれて、しかし、それも結構腑に落ちて、爽快だったのは間違いない。そうなのだ。この映画のコンセプトである「罰する人=パニッシャー」というテーマ自体が、自分にとっては、大変意味のあるものだったからなのだ。

jasonfnsaint: “Ray Stevenson as Frank Castle in Punisher: War Zone (2008) ” #punisher #frankcastle #raystevenson #marvel #comics #ThePunisher

自分とパニッシャー

自分事になるが、近頃、自分の仕事の関係で、この2年ほど、人事異動を通じて、自分から見て悪と思われる人物達を罰してきたということがあった。人事異動をさせるのだから、この私が彼らの上司にあたると思われるだろうが、全く、逆だ。私がパニッシュしたのは、全て、私から見て完全に私を逆に簡単に人事異動や人事考課が出来る者たちだ。1年ごとに、2人の男と1人の女を罰した。と、自分では思っている。そう、私が陰で、パニッシャーになったのだ。

ビジネスマンとして、酷い奴らだった。私から見たら、彼らは、上しか見ず、自分の出世しか考えず、私を始めとする多くいる担当者たちをアリのように扱った。現場の一番重要な顧客との接点をおこなって精神的にも肉体的にも大変な担当者を無視し自分の利益の追求しかしなかった。私から見れば、悪だったのだ。だから、裏で動いた。如何に酷いことをしているか、現場の人間たちがどれほど苦労しているか、物理的なアクションでなく、精神的なアクションで彼らを追い詰めた。彼らはまさか一担当者の私がそんなことをした張本人だと知らないだろう。彼らが人事異動結果を突きつけられた時の驚いた顔が浮かぶ。どれだけ、メンバーたちが喜んだことか。(この話はいつか正確に詳細に話をしよう)

マタイ伝

だが、この映画のコンセプトと同じで、この人を罰するという行為は、自分にも大きな痛みを与える。正直、私の上記のような水面下行動を行っていた時の精神状態は酷かった。そこが、この映画の持つ意味であり、重要な意義である。

この映画のテーマは、次のことである。

善と悪。

誰がこの悪を罰するか。

法律で悪を罰することは出来るのか。

罰した人間は許されるのか。

そうなのだ。この映画には、単刀直入に、アクション映画の重要キイワードがそのまま反映されているのだ。哲学的なテーマに、シンプルに、アクションで、ドドーンと攻め込んでいる。そして、それは人はどう生きていくべきかなる問いかけにもなっている。だからこそ、観ていて、心に、すんなりと落ちてくるのだ。

そんなテーマを主人公のキャッスルが、神学校で同期生であった神父に話をするシーンが、かなり、良い。マタイ伝の話だ。

キャッスル「誰かが悪を裁かないと」

神父「人を裁けば、自分も同様に裁かれー人を量るはかりで自分も量られる」

キャッスル「マタイ伝7章2節。それでも構わない」

神父「神のご加護を」

キャッスル「神を呪いたくなる時もある」

マーベルコミックのパニッシャー編

Wikipediaによれば、マーベルコミックのパニッシャーについて、次のような紹介がある。

本名、フランク・キャッスル (Frank Castle) 。フランクはセントラル・パークで家族と共にピクニックを楽しんでいた。しかし、突然勃発したギャング同士の抗争に巻き込まれ、その銃撃戦の流れ弾によって最愛の妻と二人の子供達は帰らぬ人となってしまう。暗黒街のギャング達への復讐を誓った彼は、正面に大きく白い髑髏を描いた漆黒のコスチュームに身を包み、非情の私刑執行人「パニッシャー」となり、ニューヨークを中心にクライムファイター(=犯罪者退治専門のヒーロー)として活動を始める。 犯罪者に対して容赦なく、これまでの代表的なスーパーヒーロー達と異なり殺しを行う異色のダークヒーローである。元はアメリカ海兵隊で、ベトナム戦争では特殊部隊として最前線で戦い多数の勲章を得た。軍人になる前は聖職者を目指していた経歴を持つ。

Wikipedia
The Punisher #45, February 1991, cover by Ron Wagner

そうなのである。映画はB級映画と言ったが、ヒットしなかっただけでのB級映画であったのだ。しかし、コミックでのパニッシャーの人気は凄いのだ。その背景には次のようなことがある。

今まで、マーベルコミックのヒーロー達は、本来は相手がどんなに極悪の犯罪者であっても故意に殺すことはなかった。しかし、パニッシャーは法律やモラルを無視し、犯罪者を冷酷に処刑・殺戮する。そのため、当の彼自身が犯罪者として警察に追われる身であり、また他のスーパーヒーロー達とも対立、あるいは軽蔑されることもある。 だが、そのダークヒーローに皆が共感したのだ。慈悲深くなる必要はないと。

ネットフリックスのパニッシャー編

そして、今、パニッシャーは、NETFLIX(ネットフリックス)オリジナルのドラマして配信されている。注目、海外ドラマシリーズものだ。必見の価値ありです。

Marvel パニッシャー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
元海兵隊員の男は、大切な家族を殺した犯罪者たちへの復讐を果たして行く。だが気づいた時には、大きな軍の陰謀に男自身が巻き込まれていくのだった。

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