映画を観るなら、スペイン映画さ
昔、甲斐バンドは、♬映画を観るなら、フランス映画さ♬と歌っていた。そう、昔、昔は、ハリウッド映画に少しでも対抗できたのは、フランス映画だったのである。その頃、フランス映画は、とても、スタイリッシュでノワールだったのである。ポップコーンをほおばって。
ところで、今という時代になると、ヨーロッパの映画で気になるのは、フランス映画も頑張っているが、実は、このところ、スペイン映画なのである。
EVA<エヴァ> [DVD]
2012年度ゴヤ賞(スペイン版アカデミー賞)にて、視覚効果賞ほか3部門受賞!
■2012年発売のシッチェス映画祭タイトルがお求め安い価格で再登場!
■2012年度ゴヤ賞(スペイン版アカデミー賞)にて、視覚効果賞ほか3部門受賞!
■予告編がカッコ良すぎる映画として日本でも話題になったスペイン産美少女アンドロイド SF映画
<ストーリー>2041年、ロボット科学者アレックスは子供型アンドロイドの制作を始める。かつて憧れ、今は弟の妻となった女性の娘、エヴァにヒントを受け開発を進めるが、エヴァとアレックスの間には共通の秘密があった…。2041年、ロボット科学者アレックスは子供型アンドロイドの制作を始める。かつて憧れ、今は弟の妻となった女性の娘、エヴァにヒントを受け開発を進めるが、エヴァとアレックスの間には共通の秘密があった…。2012年度ゴヤ賞(スペイン版アカデミー賞)にて、視覚効果賞ほか3部門受賞!予告編がカッコ良すぎる映画として日本でも話題になった、スペイン産美少女アンドロイドSF映画!
内容紹介
『EVA<エヴァ>』予告編
予告編がカッコよすぎる映画として話題になったスペイン産アンドロイドSF映画。日本では映画祭での限定公開のみで、一般的な劇場公開さえされなかったのである。これも、勿体なかったね。信じられない。時間が経ち、今は、DVDでもプライムビデオでも、何でも観れる。まずは、この予告編を観てもらいたい。
Wikipedia:EVA〈エヴァ〉
2011年のスペインのSF映画。監督はキケ・マイーリュ、出演はダニエル・ブリュールとマルタ・エトゥラなど。近未来を舞台に、姪の少女エヴァをモデルにした子供型ロボットを開発しようとした科学者が知ることになる過去の秘密を描いている。2011年9月7日に第68回ヴェネツィア国際映画祭で初上映された。
日本では、2012年9月30日に第9回ラテンビート映画祭にて初上映された後、“シッチェス映画祭”ファンタスティック・セレクションにて2012年10月27日から東京・大阪・名古屋で限定公開された。
静かな美しい映像のSF映画であるのだった
感情の遺伝子を手で直接操作して組み換えるホログラムのところのCGグラフィックなんかのレベルはかなり高くて、そして、とても美しいのである。
ロケ地は、多分、北欧の方ではないかとも思うのだが、白く静謐な冬景色の中で、とても、この映画のストーリーとマッチして、それも美しいに尽きる。
スペインのSF映画のレベルがかなり高いのである。そして、ストーリーはシンプルに面白く、映像は芸術的であり、静かな時間が流れていくのである。こういう映画って、好きだなぁ。映画を観るならスペイン映画さと言えてしまえるほど、俺的には面白い映画なのであった。観ることをお勧めする。
美少女系SF映画であると言っても良いであろう
主人公であるEVA<エヴァ>が美少女なのである。ロボットAI・アンドロイド系映画では、往々にして主人公が女性になるのであるが、この娘(こ)に関しては、間違いなく、彼女を良く発掘してEVAに持ってきたなと思うほど、適役であったのである。この少女の名前は、クラウディア・ベガ。
大人びたところのある小悪魔的美少女の役である。それがとても、観るほうの気持ちをくすぐるのである。ツンデレでおしゃまでおませな女の子の理想形がそこにあるのかもしれない。そして、彼女に秘密があるのだが。
この時の年齢が10歳くらいで、映画製作時期が2011年だとすると、今は、彼女は20歳くらいになるのであるが、その後は2013年に2回映画に出たくらいで、その後表立った女優活動はない。エヴァでスペインのアカデミー賞であるゴヤ賞の主演女優賞まで受賞した感性の高い子役女優であったのに、とても、もったいない感じが強い。
ちなみに、幼かった小生意気な美少女は、大きくなっても、やはり、美人なのであった。
しかし、時は、それなりに、過ぎていくのだな。本当に、その後の彼女の活躍が余りなかったことを考えると、映画の中に出てくる象徴的なセリフ『目を閉じたら何が見える?』が蘇ってくる感じだ。この意味は、映画を観ると、よく判るよ。
関係ないが、美少女系イラストと言えば、江口寿史だな。
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