健康で長生きするのには何が良いのですか?博士?
歩くことじゃよ。相対性理論では展開はしなかったが、歩くことが一番健康になれるのじゃ。幸せになれるのじゃ。
本当ですか?毎日、歩いているのなら、皆、健康のはずではないですか?どうも、嘘くさいですよね、博士?
歩く方法じゃよ。意識なく歩いても、意味はないんじゃ。考えよ、乙女!!
歩くことの効用
歩くことの効用は今更言う必要もないような気もする。
多くのブログや本が「歩くことの効用」を述べている。なので、多くは、そこで確認すれば、良い。
ここでは、それ以外の観点(というか、私見ですが)から、歩くことと健康と幸せについて、書いていきます。
今回の歩くことに関しては、競歩と強歩を中心に、歩きの効用をみていきます。
競歩
まずは、競歩だ。歩くことがスポーツ競技になった競歩だ。
最近では、ドーハの世界陸上の競歩での日本選手優勝が一番の話題だ。
過酷な暑さの中で、深夜スタートにも関わらず、多くの選手が倒れ、最後までたどり着けなかった。
ところで、競歩とウォーキングとの違いは何だろう?
どうして、あの歩き方が、日常の私達の歩き方の延長にあるのか?結構、不思議だ。
だって、競歩の歩き方って、かなり変則的な感じがしませんか。
競歩は常にどちらかの足が地面に着地していくなてはならないルールがあった上で早い者勝ち競技なので、あの歩き方の感じになるようです。
ちなみに、日本人が強いのは、日本人のアキレス腱が細くて柔らかく競歩のような跳ねない動きは日本人に向いているかららしい。
そして、競歩で勝つためには、歩きの中にある「不安定と安定」を安定的に(?)繰り返すことに尽きると言われている。そうなのだ。
すぐに歩き出すためには重心を高い位置にして不安定な状態にして次の安定な状態に持っていき、また不安定な状態にすることを同じようにただ繰り返すことが必要らしい。
なんと、歩行においては、正しい姿勢とは安定感のある立ち方ではないのだ。だから、競歩ではあんなバランスのなさそうな歩き方になるのだ。
強歩
ところで、今、強歩があるのは知っていますか?
競歩ではなく、強歩です。
中学校や高校でおこなわれいて、全校生徒がとにかくたくさん歩いて完歩することだけを目標にするものです。
なかには、夜中も歩いています。
これは、どっちかというと、精神高揚のための効用が大きいとは思いますが、歩きの世界とは意外と奥深そうですね。
びっくり、目から鱗です。
強歩と競歩??
競歩と強歩関係の映画や小説
そういえば、昔の映画で多部未華子主演の『夜のピクニック』があった。
確か、水戸一高の伝統行事「歩行祭」で夜通し80キロメートルを歩くというものだ。
水戸一高出身の恩田陸の小説の映画化物だ。
そうなのだ、強歩なのである。
それから、競歩に関しては、今、額賀澪の『競歩王』が話題か。
昔は、引間徹の『19分25秒』(平成5年作品:すばる文学賞受賞)がある。
どちらも、面白いし、歩くことの意味を教えてくれる。
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