海外ドラマ:HAND OF GOD(シーズン1・2)
久しぶりに、面白いドラマを発見。
それは、『HAND OF GOD』だ。今なら、Prime Video会員なら、無料で観ることが出来る。シーズン1・2が出ている。
ドラマ「美女と野獣」でゴールデングローブ主演男優賞を受賞したロン・パールマンが主演を務めるクライムドラマ。
死体の行方
判事のパーネル・ハリスは一人息子のPJが自殺未遂した後、神の声が聞こえるようになる。その声は自殺の原因となったPJの妻ジョスリンのレイプ事件の犯人を見つけ、断罪せよと彼に語りかける。怪しい牧師ポールに勢いづけられたパーネルは、凶暴で前科のある熱心な信者KDと手を組み、私的制裁に乗り出す。
遺品
パーネル・ハリス判事は、サンヴィセンテの有力者ながら、無鉄砲で、法を犯すこともいとわない。ついに警官殺しの罪で起訴され、最悪の事態に直面する。なぜ彼にはビジョンが見え、なぜ彼の息子は死んだのか。その謎を探るうちに、パーネルは想像を超える大きな陰謀に気づく。このままでは妻との絆を断たれ、大切なものを全て奪われてしまう。パーネルは健全な心と自由を取り戻すため、いや応なく闘うこととなる。
明かされる事実
このドラマを俺は、全く今まで知らなかった。殆どの映画やドラマを観てきていたのに、手をつけていなかったのだ。そして、この主人公の男の顔にビビッと来てしまったのだ。ウーム、悪役系顔なのに判事、そして、猿山のビッグボスなる驚きの顔のためなのかわからないが、その顔に魅了されてしまったのである。白髪で白髭でデカい体。そして、男過ぎる声の魅力的なこと(だから、声優もしてきたのか?)。
デッサンすると、この男、こういう感じなのである。最高に、めったにない顔かもしれないぜ。だから、映画・ドラマ受けをする。
ロン・パールマン
なんてたって、主人公であるパーネル判事役である『 ロン・パールマン 』のキャラ立ちに、観た人は(*_*)=ビックリすることであろう。普通に見ても、凄い顔で、通常なら、悪役としてもレベ高な感じのコワモテ顔なのである。その俳優が、街を牛耳る判事で、街の名士なのである。そこからしても、このドラマがどんな展開になるのだろうかと思ってしまうのだが、その通りに、結構凄い展開になっていくのである。そもそも、主人公が判事で、悪役に近いようなキャラで、神と関係づけたクライムサスペンスと来ているのだから、尋常ではないよね。
それはそうとして、この俳優ロン・パールマンに少し注目しよう。俺が、この個性的な俳優であるロン・ パールマン に気がついたのは、 ギレルモ・デル・トロ監督 の『ヘルボーイ』からなのであった。アメコミの映画化だったけど、どうみたって、主人公の彼の個性が強烈に光っていたのである。この顔は、1回見たら、忘れないよね。そして、肉体は大きく、鍛えられている。
鬼才ギレルモ・デル・トロ監督がカリスマ的人気を誇るアメコミを映画化!『スパイダーマン』『X-MEN』に次ぐ驚愕の最先端VFXアクション大作!
【ストーリー】
旧ドイツ軍の陰謀により誕生した悪魔の子ヘルボーイは、怪僧ラスプーチンにより悪の手段として利用されようとしていた。しかし、間一髪のところでブルーム教授率いる特殊部隊に阻止され、ヘルボーイは秘密裏に人間に育てられた。一方、復活を遂げたラスプーチンは邪悪な手下たちと人類の存亡を脅かす恐るべき計画を実行しようとしていた。
人の顔っていうヤツは?
顔の美醜
HAND OF GODというアメリカの海外ドラマは、ストーリーも登場人物達も面白いのだが、結局は、主人公のパーネル判事である『 ロン・パールマン 』の顔に俺は毎回どうしたって注目してしまうのであった。
そもそも、2,000年以前に、ロン・パールマンは、ドラマ『美女と野獣』に主演していて、その野獣的な顔の役割でゴールデングローブ賞を受賞しているのである。つまりだ、彼の顔は個性的なキャラとして一級品なのであった。
ところで、だ。
人の役者の顔っていうのは、日本においては昭和の時代や平成の一部までは、一般的には、顔の美っていうのに対して、整っているものを良しとした時代であったような気もするのである。つまり、今でいうところのイケメンとかが絶大な力を持っていたのである。
ところが、今の今は、ダイバーシティと言いますか、多様性の時代を反映してなのか、結構、個性的な顔にも注目が集まり、彼らが、時代の脚光を浴びるようになってきている。
これは、人の美意識は時代によって変わるということを意味するのかどうかという問題にも関わってくるけれども、果たして、本当のところ、時代の歴史的な流れで変わってくるのであろうかとも、逆に疑問を持ってしまっている俺もいるのである。
美っていうのは、果たして、どんなものなのかってことになっていくのだけれど、俺が考えうるに、平均的な顔っていうのが実はあって、そこを遥かに超えた顔を持った数少ない人間に脚光が浴びるということではないのかと思っているのだ。つまり、普通だねっていう顔っていうのが何故か長い歴史の中で出来上がっていて、そこを逸脱した顔というものに、美を感じるってことなんじゃないかなと、当たり前のような当たり前でないような実は哲学的なことではないかと自分では勝手に思っているのだけれど。なので、普通で平均的でない顔というものに、人は何故か美を感じるではないか。だから、滅多にない美顔というのは平均的でないから。 ロン・パールマン の悪人的猿顔も滅多にないキャラの立つ普通的でない顔だから、実は、そこに美を感じるのではなかろうか。
てなことで、今回は、 ロン・パールマン 主演の『HAND OF GOD』を面白いドラマとして紹介した訳だけど、彼の顔をずっと眺めていても本当に飽きてこないので、そういう観点から、是非一度観ることをお勧めしたい感じだね。
考えてみたら、日本に比べたら、海外ってのは、実に、キャラの立っている役者を随分昔から発掘していた感じはあるね。フランスのジャンポールベルモンドとか、ハリウッドのロバートデニーロとか。それは美ではないと謂うのかもしれないけど、でも、その役者たちの存在はどう考えても、美であったような気がするのだけれど。
この『顔の美醜』関係については、今後も、映画やドラマのことを論じる時には、いつでも検討をしておかなくてはならないことなので、あっちこっちで触れていきたいなって思っています。
殺し屋
ちなみに、今回の個性的な顔の持ち主の ロン・パールマンがもしも気になったら、次の映画なんかも観てみたら、どうでっしゃろうね?結構、良いですよ。
長年、殺しの請負を稼業としてきた男アッシャー。街角のクリーニング店で標的の情報をもらい、独りで依頼を遂行する。誰かと組めば、必ず失敗する。それがアッシャーのこだわりだった。しかし、全身に刻まれた過去の古傷が徐々に体を蝕み、思うように動けない時も増えてきた。そんなある日、新たな依頼が届く。それは、他の殺し屋たちとチームを組み、対抗勢力を潰すという大きな仕事だった…。
画像を観ただけでも、彼の個性が際立っているでしょう。ビックリするくらいに。
ということで、映画やドラマで気になる俳優を追いかけてみたのでした。
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