吹き出し

父と子の物語でお薦めの映画は?

子連れ狼
ビッグ・フィッシュ
息子が上海に行く。ゲームサウンドの中国でのレセプションがあり、その中で、プレゼンをするらしい。鷹がトンビを飛び越えたそうだ。嬉しいこととしよう。
父と子の絆の映画と言えば、「ビッグ・フィッシュ」があるな。ほら吹きな父親のカラフルなお伽話。そんな父親が嫌いな息子が父の死の直前に判ること。心温まる不思議な国のおっさんの話?。ティムバートン監督の映画はこうなるでしょう、やはり。
未来を予見する魔女のこと、一緒に旅をした巨人のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。
彼が語る「人生のストーリー」に誰もが楽しく、幸せな気分になった。
しかし、一人息子のウィルはそんな父の話が嫌いだった。
長い間すれ違う父と子。
そんなある日患っていたエドワードの容態が悪化し、実家に戻ったウィルに、残された時間があとわずかだと告げられるー。
ジョンQ.
それから、「ジョンQ.」のデンゼル・ワシントンでしょう。この映画の父親役で、彼の真摯さ・誠実さが伝わりましたね。これは、デンゼル・ワシントンのところでも書きましたね。
遠い空の向こうに
『遠い空の向こうに』も良い映画だった。アメリカのウェストバージニアの炭鉱のある田舎町の高校生4人のロケット研究に夢をかける実話。この中の主人公と父親の関係が良い。父親は背中で息子に喋る。志賀直哉の和解に相通ずる。

1957年、ウエストバージニア州の田舎町に住む、ソ連の人工衛星打上げに触発された高校生のホーマー。炭鉱夫の息子は炭鉱夫になるのが常識だった時代に、父親の反対を押しきり、ホーマーは3人の仲間と女教師の助けを得て、ロケットを作り始める。周囲の反対にもめげず、星を目指して新しい運命を切り開く。そんな少年たちの希望と決意が勝利する、驚くべき真実の物語である。
現在NASAに勤務するホーマー・ヒッカムの事実をまとめた原作を、『ジュマンジ』のジョー・ジョンストン監督が映画化した。厳しい父親を演じるクリス・クーパー、女教師ライリーを演じるローラ・ダーンらの名演も忘れがたい。
ライフ イズ ビューティフル
そして、父と子を描いた名作は、『ライフ イズ ビューティフル』しかないでしょう。

どんな極限にいても、ユーモアを忘れずに、常に息子に、人生は楽しいものだ。生きていれば、美しく楽しいものだと教えてくれた父親。泣けるしかないでしょう。貴方は、こんな父親になれますか?
父的俳優
父に関して、日本人俳優では、絵になるのは誰だろう?
小林薫?リリーフランキー?大杉連?他が見つからん。竹内結子さんの前の中村獅童も全く違うし。うーん、見つからんなぁ。
意外に少ないかもしれない。父としての演技が合う役という俳優が。福山雅治も違うし。三浦友和も違う。皆、父としての貫禄を感じない。ハンサムだけでは、いかんのじゃね。役所広司も阿部寛も佐藤浩市も違う。
西田敏行・笑福亭鶴瓶・武田鉄矢・竹中直人も父になりそうで、違う。うーん、難しいのお。昔は、森繁久彌とか結構いたような感じがするのにな。
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