田島列島の漫画は凄い
2014年に「モーニング」（講談社刊）で連載され、15年の「マンガ大賞」で2位にランクインした田島列島氏の同名人気コミック。
水は海に向かって流れる
俺は、面白い漫画の１つに田島列島の「水は海に向かって流れる」のことを書いたことがある。当時、オールナイトニッポンゼロで、パーソナリティの佐久間宜行が漫画の世界で今一番面白いのが、田島列島のこの『水は海に向かって流れる』と話をしたことで、そうかお前さんもこの漫画に良さを認めたのかと確信したことがあったのだ。
[まとめ買い] 水は海に向かって流れる
子供はわかってあげない
そして、そこの記事の中で、田島列島は、5年前に描いた『子供はわかってあげない』についても、コメントしておいたのだったね。次のようなことだった。
田島列島は、かなりのインパクトを与えた漫画家である。あの時キミと出会わなかったら、こんなに素敵な夏にはならなかった。サクタさんともじくんのひと夏の青春お気楽サイキック宗教法人ハードボイルドボーイミーツガール、後半戦。イノセントでストレンジ、モーニング超期待の新星、田島列島の初単行本作品です。
[まとめ買い] 子供はわかってあげない（モーニングコミックス）
水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み＝青春（？）。モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール。センシティブでモラトリアム、マイペースな超新星・田島列島の初単行本。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。ああ、夏休み。
内容紹介
映画：子供はわかってあげない
まもなく夏休みを迎えるある日のこと。水泳部の練習中だった高校2年生の朔田美波（上白石）は、ちょっと変わった書道部員“もじくん”こと門司昭平（細田）と学校の屋上で運命的な出会いを果たす。やがて、思いもよらない“父親探しの旅”が始まり、美波は様々な出会いを経て成長していく。
特報は、美波と門司が出会い、物語が動き始めるシーンで幕を開ける。青空が眩しい屋上やプールなど爽やかな夏を感じさせる場所とともに、ふたりのほほ笑ましいやりとりを活写。映像は涙をこぼす美波の横顔で、エモーショナルに締めくくられている。ティザーチラシは、抜けるような青空を背景にした美波と門司の2ショット、美波の何かを思いめぐらせているような表情をとらえたビジュアルで構成されている。
出典：映画.com
「町田くんの世界」で新人ながら主演に抜てきされた細田佳央太が門司君役で美波役は上白石萌歌である。
本当に、この映画公式サイトのコメントが良いね。最高だぜ。
高校2年・・・・海辺の町で夏休みをいっしょに過ごす心地よい海風、爽やかに鳴る風鈴。…超能力！？そして、初めての恋に発狂しそう！
全人類待望の夏休みが帰って来るって言葉は良いね。お気楽だけど、けっこう怒濤の展開。誰にとっても、宝箱のような夏休み。はじまりはじまり～。
本作の全編に流れるのは、肯定のまなざし。なにげに「ワケあり」だったりする人々の事情も、ゆるやかに優しく受け止めていく。今だからこそ届けたい、ユーモアあふれる温かな傑作が誕生！
夏休みって、子供の頃、最高だったな。このところ、コロナのお蔭で、夏休みを満足に味わうことも出来ない子供達ばかりだろう。ワクチン接種が進み、コロナが抑えられ、全人類待望の夏休みが今に来るだろうか？そんな気持ちをも先取りして、『子供はわかってあげない』は8月初めに公開されるのであった。
小説家の高橋源一郎まで出演しているぞ。
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