第二弾キャスト発表
松阪桃李と広瀬すずのW主演であるが、第2弾キャストとしての重要人物として、横浜流星の出演があることが分かった(遅まきながら)。その人物設定がとても異色なので、横浜流星の存在がかなり気になるのである。広瀬すずの恋人役の亮をどう演じてくるのか、興味津々である。
映画『流浪の月』公式サイト
自粛中に原作を手に取り出会い、とても考えさせられた作品を李監督を初めとした素敵な方々と共に創ることができ、 この上ない幸せを感じています。とにかく李組に全力でぶつかって僕の中にまだある殻を破ることができたらなと思っています。
原作は文目線で読んでいましたが、話を頂いて亮目線で読むとまた見方も変わりました。
亮にも過去がありそれ故に、愛に飢え、愛を求めている。
脆く、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います。【李相日監督コメント】
出典: 映画『流浪の月』公式サイト
横浜君の持つ不器用な真っ直ぐさが、亮と重なりました。
一途な思いは、時として他者を傷つけ、間違いを犯させます。
愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身で曝け出してくれるのを楽しみにしています。
まだ誰も見ていない横浜流星を見つけられますよう。
横浜流星という俳優の可能性
監督のコメントが良いね。「横浜流星君の持つ不器用な真っ直ぐさ」。いい得て妙と言うか、横浜流星のそこにフォーカスを当てたというのは、さすが映画監督、彼の魅力を良くわかっているな。
今回の彼は、今まで演じてきた横浜流星のイメージとは全く違う役柄に挑戦しているのである。今まで多分に「いい人」であった役柄しか演じてこなかったけど、今回、彼は、世間で言うところの悪い人系の人間を演じているのである。広瀬すずに対して暴力をふるうDV男の彼氏を演じているのだ。嫉妬心をメラメラ燃やすのである。そうなるのには、当然理由があるのだけれど。
そのあたりの今までの彼にはなかったダークな役柄に挑戦するというのは、綺麗な横浜流星を応援するファンの方々には申し訳ないが、俺(わたくし)的にはとても嬉しいことである。近頃の横浜流星は、松阪桃李同様に、映画俳優としての幅を拡げようと色々な役にチャレンジしており、今回の映画でも、自分の心の内面に深く入りその鬱屈した感情を引き出そうとしている姿が想像できるのである。それは、彼のこれから俳優人生にとって、大変に大事なことであろう。色々な揺れ動く心の中、精神の中を表現できる役者としてとしての一面を更に備え付けられるのであろうから、若いうちに色々な彼のイメージとは違う役柄を演じていく努力をすることはとても素晴らしいことだろう。そのような経験を積むことで、彼はこれから歳を取っていっても、邦画の世界において、永く重要で常に必要な俳優になっていくのに違いないと勝手に確信している。
やはり、今後の公開が待ち望まれる『嘘喰い』でのキャラといい、今の横浜流星の映画人としての意識がとても頼もしいのである。極めて難しいキャラを演じることになるけれど、「いい人」だけじゃない横浜流星の演技力に本当に期待したい。いい人の殻を破った向こうにいる横浜流星という役者も面白いな。これだけハンサムなのに、色々な複雑なキャラを演じられるようになったら、どうよ。近い将来に、アクションスターの道も当然あるだろうし、ロマンス映画系俳優としての道もあるだろうし、悪役系俳優としての道もあるっていうのは悪くないね。日本映画界の二刀流・三刀流役者として世界に羽ばたっていって欲しいね。(というか、世界も意識してくれ。)マジで。
申し訳ないが、今も、若手の男優で横浜流星を超える俳優が意識できない俺であった。彼の俳優レベルを甘く見ている男共よ、甘いぞ。彼は更に化けていくぞ。きっと。
原作:小説『 流浪の月 』¥521
この映画の原作小説は、これだ。作家は、凪良ゆう。
【2020年本屋大賞受賞作】
せっかくの善意を、
わたしは捨てていく。
そんなものでは、
わたしはかけらも救われない。
愛ではない。けれどそばにいたい。
実力派作家が放つ、息をのむ傑作。あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
果たして、この映画はハッピーエンドになるのだろうか?
誘拐事件の被害者と加害者の間にあった心の交流は何か?
人の本当の幸せとは何であろうか?
世間のコモンセンスだけではない世界とは?
横浜流星グッズ
そんなこんなで、おまけ的に、横浜流星グッズ閲覧。
ム、ム、ム、硬軟分けての横浜流星がそこにおるな。確実に、映画俳優としての成長がそこにある。綺麗な洗練された顔の向こうに、男としての野獣性を感じさせる新たなる俳優像も作っていってくれ。
目指せ、キアヌ・リーヴス(俳優としても魅力的だが、普通に個人としての人柄の良さの垣間見れるところが、とても似ている感じがするのであったよ)?!
横浜流星パーソナルブック『流々自適』 (単行本) Kindle版:¥2,475
自身初となるパーソナルブック! 月刊ザテレビジョンの好評連載『流々自適』の未公開カットのほか、グランピングや花火など等身大の撮りおろしグラビア、素の横浜を知る高校時代の同級生との座談会、撮影現場でのオフショットと、普段は見られない横浜の素顔が満載です。
読者から募集したQ&A100問、共演者&スタッフからのメッセージなど、史上最も横浜流星の素顔に迫った1冊です。【横浜流星コメント】
内容紹介
パーソナルブックは“OFF”を大事にしました。いろいろなことに挑戦した連載『流々自適』を振り返るほか、高校の同級生との座談会も収録されています。
普段は僕自身から何かを発信していますが、パーソナルブックでは僕以外の視点からも、プライベートの人柄だったり、
僕自身も見えていなかった横浜流星を感じていただけると思います。
横浜流星メモリアル写真集『流跡』限定絵柄ポストカード付 :¥3,300
渋すぎ、だぜ。
俳優活動10周年を記念したメモリアル写真集を、25歳の誕生日に発売!
森や湖など雄大な自然、また洗練された都会の景色を背景に、横浜の野性的な魅力と研ぎ澄まされた美しさを切り取りました。匂い立つような写真の数々に加え、貴重な銀髪カットもたっぷり掲載!
話題を集めた写真集『流麗』から約2年半、さらに大人の色気を増した横浜を、再びカメラマン・TOWAが撮影します。「俳優としての10年間、横浜流星としての25年間」を語った、2万字インタビューも収録。【横浜流星コメント】
内容紹介
25歳になる僕が今まで積み上げてきた足跡が感じられる1冊になっています。10周年記念ということで、僕自身も写真1枚1枚を見て編集作業にも携らせていただきました。
これ全部が僕そのもの、という感じがします。写真から匂いや気配、手触りが漂ってくるような、そんな作品なので、見て楽しむだけじゃなく、五感で感じていただけたら嬉しいです。
収録されているロングインタビューでは、いろいろと自問自答して自分を見つめなおし、過去から現在、未来について話しているので、新たな僕を知っていただけるんじゃないかと思います。
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