続:横道世之介
誰の人生にも温かな光を指す横道世之介。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さ。貴方の世界にも、横道世之介はいますか?今だからこそ、こういう人が望まれる。その続編の小説も良かった。この小説は2年前に刊行されたが、その設定時代はこの2021年オリンピックの世界でもある。ほっこりとして温かく、そして、チョッピリ哀しい気持ちになりたかったら、是非読んで欲しいものですね。
小説 続:横道世之介
バブルの売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。横道世之介、24歳。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。
内容紹介
小説丸
原作者の吉田修一がこの小説の背景を説明しております。
横道世之介
吉田修一の『横道世之介』は小説も映画も面白かった。特に、映画は、あの『ピアス』以来の共演である吉高由里子と高良健吾の登場で、それはそれは二人とも良い演技をしていた。昭和の良き世界がそこに出来上がっていた。
映画:横道世之介
長崎県の港町で生まれた横道世之介(よこみちよのすけ)は、大学進学のために状況したばかりの18歳。嫌味のない図々しさを持ち、頼み事を断りきれないお人好しの世之介は、周囲の人たちを惹きつける。お嬢様育ちのガールフレンド・与謝野祥子をはじめ、入学式で出会った倉持一平、パーティガールの片瀬千春、女性に興味を持てない同級生の加藤雄介など、世之介と彼に関わった人たちとは1987年の青春時代を過ごす。
彼のいなくなった16年後、愛しい日々と優しい記憶の数々が鮮やかにそれぞれの心に響きだす—。
内容紹介
小説:横道世之介
大学進学のため長崎から上京した横道世之介18歳。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さで、様々な出会いと笑いを引き寄せる。友の結婚に出産、学園祭のサンバ行進、お嬢様との恋愛、カメラとの出会い…。誰の人生にも温かな光を灯す、青春小説の金字塔。第7回本屋大賞第3位に選ばれた、柴田錬三郎賞受賞作。
内容紹介
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