アナザースカイ
横浜流星の空手は有名である。有段者で、かなりの使い手であることも有名である。そして、彼は、ブルース・リーを敬愛している。
2019年の8月に放映された「アナザースカイ」で横浜流星は、香港に旅をし、ブルース・リーへの思いを語っている。
ブルース・リーの銅像の横で、気がしっかり注入されている横浜流星。
ブルース・リーが葉問(イップマン)に武術を教えてもらった場所で、詠春拳を学ぶ横浜流星。空手とは違う拳法であっても、同じ武術。飲み込みは早い。
アクション俳優であったブルース・リー。そして、今は多くの映画やテレビドラマなどで色々な青年の役を演じている横浜流星。
若いが性格俳優としての素材も感じさせるセンシティブな彼だが、ブルース・リーと同じようなアクション俳優としての一面を全面に出してくることもあるだろうし、彼もそれを望んでいる。
真田広之同様に、私は、遠い将来、彼がハリウッドに進出するのはありと見ている。
横浜流星の空手
横浜流星の空手に対する若い時からの情熱を示す記事が、当時住んでいた埼玉県の松伏町の広報(Zoom Up)に出ています。メチャクチャに可愛いイケメンでありますな。マジで。
横浜流星さん(松伏第二中学校3年)が、2011国際親善空手道選手権大会の13歳14歳男子−55Kgの部で優勝しました【11月3日】
幼年から高校生まで世界70の国と地域から総勢869名の代表選手が出場した大会で、極真会館 下総支部 松伏道場から13名の選手が出場し、2名(うち松伏町1名)が優勝しました。
Matsubushi Public Information
翌年(2012年)には、同じ国際親善空手道選手権大会で世界3位の成績を上げるなど、かなりの練習を積んでいたのである。凄い奴。
ブルース・リーの名言と横浜流星
ブルース・リーの名言
私はかつて、ブルース・リーについて、次のような記事を書いた。
ブルース・リーは若くして、本当に若くして逝った。
だが、彼の短い人生の中で彼が遺したものは、彼の精魂込めて製作した映画だけでなく、武道家としての一面や友人に対する姿勢や手紙などから、人生の哲学として学ぶべきものが多い。そんな彼を少しでも、覚えておきたい。そんな記事。まずは、名言から。
考えるな、感じろ
『燃えよドラゴン』でブルース・リーが弟子に言い放った有名な言葉。横浜流星も、この名言に、かなり思い入れが強い。
自分の直感を信じろ。自分の感ずるままに動け、生きていけというような意味であろう。そこに、ジークンドー創始者であるアクション俳優ブルース・リーの思いがある。そして、横浜流星も武道家であり俳優であるが故に、この言葉の如く、今を生きている部分もあるのだろう。
本当の生とは、誰かのために生きることにある
横浜流星の映画やテレビで演じた役は、このブルース・リーの言葉に相通じるような役柄が多かった気がする。これからも、多分彼の雰囲気として、このスタンスを持つ人の役柄を多く演じるに違いない。そして、それは彼の静的なマインドにとても似合っていると思う。
水のように生きろ
老子の教え。「上善は水の如し」。形にとらわれず、流れに逆らわず、変化を受け入れ、調和の中で生きていく。
この「水のように生きる」ことを1つの哲学としていたブルース・リー。横浜流星の役者人生も、そのようなスタンスを感じる局面が多々ある。彼の意識の中には、この武闘家としてのマインドがあるに違いない。
彼のひとつひとつの受け答えや一挙手一動の中に柔らかさがあるのは、この「水のように生きる」という武術を心得た人の何かがあるのだろう。
静謐であれ
前にも、このブログの中で書いたことがあるが、横浜流星は武道家としての優れた動を持つが故に、極めて静の部分が充足している感がある。とても、穏やかである。強いが故に、強さなど、微塵も感じさせない。ここが、他の役者と違うところ。
本当の美とは鍛えられた向こうにあるのかも
横浜流星という若き俳優の中に、ブルース・リーを見た。
彼の美しい顔や姿の向こうにあるのは、男として、武闘家としてのマインドや哲学があるに違いないとまで感じた。
究極の美は、やはり、体も心も鍛え上げられなくてはならないことなのだなということも教えてもらった感じがする。
横浜流星カレンダー2017 ([カレンダー])
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