ふしぎの国の有栖川さん

漫画

面白い漫画発見

久しぶりに、遅すぎたが、面白い漫画を発見した。映画・小説・漫画について色々と記事を書いていて、何が結構楽しいかというと、ネットやテレビや本等の情報からでなく、たまたま自分が本屋等で何故か巡り合ってしまったものが面白いと嬉しい感じがして、おおこれはお宝発見となり、少し誇らしい気持ちになるのだ。

今回、映画のB級映画での大発見(これは、例えばヒットする前のダイハードを発見した時やレオンがまだ少ない映画館で上映していたのたまたま見た時のような)と同じ位置づけになるのは、この「ふしぎの国の有栖川さん」だ。といっても、既に、もう2年も経過してからの発見なので、ある意味、俺だけの発見なのだが。これって、もうかなり多分人気漫画なのだろうね。それでも、自分だけの発見に、乾杯だね。だって、良いものは良いだろう。どう考えても。

主人公有栖川すず殿のセリフが面白いのだ

何が、この漫画面白かというと、それは、まことに、個性的な主人公女子高生の黒髪ツインテ―ル清楚系の有栖川さんであることは間違いない。この天然個性は絶対的に誰にも負けないね。この主人公のセリフに釘付けの私であります。例えば、

野宮君に初めて電車で逢った時、じっと野宮君の顔を見つめる有栖川さんに野宮君が聞く。「なにか顔ついてる?」。有栖川さんは答えるのだ。「はい、目と鼻と口がついています」こう来るんかい!

有栖川すず殿の清楚さと古風な言葉よ

野宮君から要望や質問をもらうと、多くのことをすぐに答えられないとして、有栖川さんは宿題にさせて下さいと言い、家に帰り、答えを書道で沢山書くところとか。あまりに古風よな、すず殿。

有栖川さんの選ぶ言葉が古風で清楚か。

「お優しい」

「今日は人ごみの中にばかりいてお疲れではありませんか?ここなら誰も来そうにありませんし、少しご休憩されてはいかがでしょう」

「恥ずかしながら大変うれしゅうございます」

「なんとかお怒りはしずめていただけたようだわ」

「私が負けるとでもおっしゃりたいのですか」

「お慕い申し上げていました」

横道世之介の吉高由里子演じた 与謝野祥子 に似た漫画よ

当然ながら、男性と付き合ったこともない純情可憐なまさに明治時代か大正時代の少女としか見えない有栖川さんの存在が、今、眩しい。こういう女性が少なくなった現代。何故か、有栖川さんが貴重だと感じる。それはおかしいことだろうか?

そういえば、吉高由里子がヒロインを演じていた映画「横道世之介」の与謝野祥子もお嬢様で古風だったな。

それが新鮮で素敵であった。だから、一層、その存在感が引き立った。

喋る言葉が古風だが、その言葉こそに、本当の女性らしさや人を大事に思う気持ちが映し出されているのではないだろうか?

世の中は移り変わり、JK語が渋谷あたりから発信されている。それはそれでマジ(?)意味があるかもしれないが、こういう古き良き時代の言葉は失いたくない感じがとてもする。

そういうことも教えてくれる漫画だ。

「ごきげんよう」

少しだけ、あらすじを。

お嬢様で門限が6時の有栖川さん。趣味は、祖父との将棋と落語。ちょっと変わった女子高生を同じ女子高の友達達は骨董品のように大事にします。そんな有栖川さんが偶然電車で男の子に助けられます。彼の名前は野宮君。この野宮君はイケメンだが、イケメンであることなど鼻にかけない、素直で誠実な人。彼と友達になった有栖川さんの可愛いらしさと古風さとコメディさが作品のそこかしこに描かれる今どき珍しいドキドキ古風的恋愛漫画であります。いいよね、この二人。とても、人の心を大事にする漫画です。是非、読んだことのない人は、読んで、しばし、ほっこりしてください。

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