バーボン・ウィスキー(ハードボイルド)

レイモンド・チャンドラー

フィリップ・マーロウ

身長6フィート強(1フィートは30.48㎝ですので182㎝はある?)、体重190ポンド(約0.45㎏なので、86㎏はあるかな?)。髪はダーク・ブラウン、眼ブラウン。

好男子で一見して屈強には見えないが、事によっては腕力沙汰も辞さない。

ロサンゼルス・ハリウッド大通りに事務所を持つ私立探偵。独身。

ヘビースモーカーで煙草は主にキャメル。辛口の酒を好む。コーヒーの入れ方には、少々うるさい。

そのハードボイルド精神は「タフでなくては生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」の名せりふに。

ブラントン

blanton ブラントン 46.5% 750ml 

作者のレイモンド・チャンドラーは晩年アルコールびたりだったようだ。年上の奥さんが死んでからは酒を友とした。

なので、そのチャンドラーがフィリップ・マーロウに酒を断然に飲ませる。

オフィスの引き出しにウィスキーを入れておく私立探偵のライフスタイルを確立さえたのがフィリップ・マーロウだ。彼が飲むのは、圧倒的にバーボン・ウィスキーが多い。

俺、個人的には、ブラントンが今でも、バーボン・ウィスキーの中では最高だと思っているが、当時のアメリカでは、フィリップ・マーロウは次のようなバーボンを飲んでいたようだ。

Бърбън Блантън/ Blanton's Bourbon - Sophie's Store

オールド・フォレスター

オールドフォレスター 1920 プロヒディション・スタイル 57.5度 750ml [並行輸入品]

フィリップ・マーロウは小説「かわいい女」の中でバーボン・ウィスキー「オールド・フォレスター」について、触れている。

私は手をのばして、ウィスキーの壜をデスクの上に置いた。三分の一ほど残っていた。オールド・フォレスターだ。いったい誰にもらったのだ。緑色のラベルの品物だ。お前などが飲む品物ではない。依頼者がくれたものにちがいない。私にもかつては依頼者がいたのだ。

当時は緑色のラベルが貼ってあったようだが、今では白だ。しかし、フィリップ・マーロウが言うように、当時も今も高価なバーボン・ウィスキーであることには間違いない。

オールド・グランド・ダッド

OLD GRAND-DAD 114

私は「オールド・グランド・ダッド」のびんを棚からとって、大きなグラスに注いだ。

それから、あのハードボイルド小説の最高峰と言われる「長いお別れ」の中で、フィリップ・マーロウが「オールド・グランド・ダッド」にさらりと触れる。

かなり古い、1796年誕生の本格派バーボン。マイルドでスムースな飲み口、深い香りと味わいで、バーボン通の人々に愛されている。

フォア・ローゼス

FOUR ROSES フォア ローゼス プラチナ 43% 750ml 正規

ところで、フィリップ・マーロウはそこまで「フォア・ローゼス」に固執しなかったが、他のハードボイルド小説の主人公達は、こぞって、フォア・ローゼスに集中した。例えば、あのミッキー・スピレインの探偵マイク・ハマーもウィスキーはフォア・ローゼスと決めていた。小説「7年目の殺し」で次の一文がある。

歩けるようになってから、「フォア・ローゼス」ウィスキーのびんをキチンで見つけ、軽いのを一杯ひっかけて、頭の痛みを追っぱらおうとした。

そして、フォア・ローゼスは飲みやすいのか、いつの間にか、ハードボイルドの看板バーボン・ウィスキーになってしまった。

ところで、飲み方はどうか?ハードボイルド小説の中では、水割りにはしない。必ず、ソーダかセブンアップかジンジャーエールかで割る。でなければ、ストレートだ。フィリップ・マーロウのように。そう、バーボン・ウィスキーはストレートでビールをチェーサーにして飲むのだ。カッコイイだろ!!

『三つ数えろ』(みっつかぞえろ、The Big Sleep)は、1946年のアメリカ合衆国の映画。レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』をハワード・ホークスが映画化したサスペンス映画。プロットが大変込み入っていることでも有名。(Wikipedia出典)

1928年に開店、昭和の文豪たちが愛した老舗バー。泉鏡花や菊池寛といった文豪が開店を支援したことから、その後も永井荷風、直木三十五、川端康成、林芙美子、坂口安吾、太宰治など多くの作家や、画家、俳優、写真家などが常連となったことで知られる。ウイスキーやバーボン、カクテルなど、種類はさほど多くないが、店内には写真家が撮った

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