小説

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不良中年シリーズ3ー放浪(嵐山光三郎の場合)

放浪を不良中年オヤジの基本だと嵐山光三郎は宣う。松尾芭蕉、西行、ゴーギャン。多くの偉人は、旅をし、放浪した。そこでだ。かわいい自分に旅を与えて、自由気ままに、ぶらりぶらりと不良中年オヤジを実践してほしいものだ。
俳優

終わった人(定年後シリーズ1)

1.思い出と闘っても勝てない。大事なことは、そこから、どう生きるか、だ。 2.人の行き着くとこは、大差ねえのす。皆、似たようなジジイになってるべ。 3.まだ、生きてる。終わってねえど!
ハードボイルドなセリフ

バーニング

村上春樹の『納屋を焼く』を映画化した韓国映画『バーニング』を観る。この映画は、村上春樹の短編「納屋を焼く」が原作となっていますが、かなり小説とは違う映画となっています。曖昧模糊とした世の中において、若者達は、人は、どのように対応したらいいのか。
レイモンド・チャンドラー

バーボン・ウィスキー(ハードボイルド)

タフでなくては生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。フィリップ・マーローはバーボン・ウィスキーが好きだ。ハードボイルド業務の中で、彼は酒を愛する。
ハードボイルドなセリフ

レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)

レイモンド・チャンドラーを尊敬する作家は多い。原尞は当然だが、多分、村上春樹も尊敬している人の一人だろう。何故、彼にここまで興味を持つのか、考えてみた。当然ながら、探偵フィリップ・マーロウのセリフや振る舞いに、その答えがある。
ハードボイルドなセリフ

ブルックス・ブラザーズとハードボイルド

くりかえしていうわ。ありがとう。きっとそのブルックス・ブラザース風の洋服の下には、詩人が隠されているんでしょう。ハードボイルド小説のセリフだ。ブルックス・ブラザーズは、クールにハードボイルドなアイテムだ。
小説

町屋良平:ボクシングが交錯する

芥川賞作家の町屋良平は明日を担う良い作家だ。これからが、楽しみだな。ボクシングを25歳からやり始めた著者だからこそ、ボクサーの日常や戦いに臨む心の持ち方や減量方法やトレーニングの技術等がリアルに描写されている。そして、負け犬の美学と言う映画。
小説

白川道ハードボイルドライフ

ハードボイルド小説の作家は、生き様もハードボイルドだった。「海は涸いていた」の主人公と同じ生き方をしてきた無頼な男だ。
レイモンド・チャンドラー

ロング・グッドバイ

1つは、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「The Long Goodbye」の題名であるロング・グッドバイだ。もう1つは、痴呆症患者を総称しての、「長いお別れ」、だ。
ハードボイルドなセリフ

友よ、静かに瞑れ 角川映画は一時期ハードボイルドだったのだ

角川映画が全盛だった頃がある。「友よ、静かに瞑れ 」のようなハードボイルド映画も作っていた。男のセリフが泣ける。梶井基次郎の檸檬がモチーフになっている。ハードボイルドの勉強になる。
ジャクソン・ブラウン

フィリップ・マーロウとジャクソン・ブラウン

ハードボイルド小説の第一人者。レイモンド・チャンドラーとフィリップ・マーロウ。そして、日本で彼を継ぐ作家の原尞。探偵沢崎。渋い、渋すぎる。ハードボイルド小説の探偵にかかる曲はジャクソン・ブラウンが似合うぜ。
ハードボイルドなセリフ

村上春樹、ルーツを語る:ハードボイルドライフ

村上春樹がルーツを語る。文芸春秋で村上春樹寄稿文「猫を棄てるー父親について語るときに僕の語ること」で彼が初めて自分の家族のことを話す。結構、衝撃。
マネー

お金にまつわる映画と小説:ハードボイルドライフ

お金大好き。お金を増やしたい。しかし、お金にはワナがある。だから、また、楽しい。今回は、お金と映画。お金と村上春樹。お金シリーズは続く。
小説

スティーブン・キング

ホラー恐怖とヒューマンドラマの融合をさせた作家のスティーブン・キングは、いつの間にかに、非常に多くの側面を持つ文化的な価値になってしまった感がある。今回は、映画の中から、彼の作品について見ていくことをしてみたい。
ハードボイルドな映画

ラミ・マレックのパピヨン

パピヨン。50年の歳月を経て、パピヨンはリバイバル。自由への渇望を描いた映画としては一級品。そして、このコンビ、絵になる。脱獄映画の歴史的金字塔。
小説

コンビニ人間:村田沙耶香

村田沙耶香の小説「コンビニ人間」。人間は人と上手に折り合わせていかなくては、生きていけないのか?古倉さんと白羽という発達障害的と世間で言いそうな二人を通じて、「世界」と「普通」に調和しない・適合しないことが本当に悪いことなのかを問うています。
マネー

仮想通貨の未来ハードボイルドライフ

仮想通貨の未来はどうなる?芥川賞受賞の「ニムロッド」を遅まきながら読む。マイニング(ビットコインを採掘すること)を業とする男の物語。ここに結構答えがあるかもしれない。上田岳弘の小説は面白いぞ。
小説

白川 道

麻雀・競輪のギャンブル狂、無頼派ハードボイルド作家、借金だらけの生活破綻者、という評価だったが、白川道はその作風のまま、ピュアで寂しがり屋のロマンチストで、愛すべきろくでなしだった。この作家には、まだまだ書いて欲しかった。