リーアム・ニーソン、冬でも渋すぎ

アクション映画

ジャッキー・チェンのオヤジ復讐者の渋さにも負けない、いつものオヤジの「リーアム・ニーソン」が雪山から降りてきたよ。困ったもんだ。このオヤジの復讐劇は、留まることを知らないな。面白かった。

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映画「スノー・ロワイヤル」

ストーリー

雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの除雪作業員ネルズ・コックスマン。ある日、一人息子が地元の麻薬組織に殺されてしまう。マフィアの存在に気付いたネルズは復讐を開始。彼は闇のキャリアで身に付けた特殊なスキルではなく、除雪作業で身に付けた土地勘と体力と犯罪小説で続んだ知識で一人また一人と敵を追い詰めていく。
しかし、敵対する麻薬組織の仕業と勘違いした彼らはその組織を襲撃。相手もその報復に出る。静かな田舎町で起きた久々の事件に、地元警察はテンション上がりっぱなし。ネルズの戦いは、全てを巻き込みながら全く思いもよらない方向へと進んでいくのだった…。

映画「スノーロワイヤル」公式サイト・ストーリーから

個性あるキャラクター

この映画、悪役を中心に、かなりの濃いキャラで攻めてきています。この映画、主人公のリーアム・ニーソン以外はお笑い系の映画なのか??と思ってしまうほど。雪で寒いから、まあ、いいかな?

1.健康志向の悪役主役の麻薬王。

2.暗殺依頼をターゲット麻薬王にチクる殺し屋。

3.モーテルの清掃員ナンパに命をかけるギャング

4.乙女な中年ハゲのゲイ・マフィア

どうなってんじゃぁ。この映画は。復讐劇のリーアム・ニーソンのいつも映画だ。なのに、 上記のように笑えて面白いため、血なまぐさいはずのギャングへの殺人がとても軽く描かれている。死が軽い。今回のこの寒い冬の映画は、そこが今までのリーアム・ニーソン映画とは全く違う。そこが面白い。こういうのもありということで、是非、観るべきだな。

5.何故か、人権問題で攻めるエスキモーギャング達

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ちなみに、今までのリーアム・ニーソンは「96時間」シリーズとかを中心に、オヤジの怒り爆発系だったね。

娘や妻のためだったら、皆殺しでも何でも厭わない天下無双のオヤジの大爆発で、大人気になったリーアム・ニーソン。渋いぜ。

96時間シリーズ

96時間(日本公開2009年)

96時間リベンジ(日本公開2013年)

96時間レクイエム(日本公開2015年)

そのオヤジ爆発路線の延長線上にあるのが、次のリーアム・ニーソンだ。

トレイン・ミッション

電車の中でも、60過ぎても、このオッサン、強いな。

フライト・ゲーム

飛行機の中でも、60歳のオッサン、強すぎ。困ったもんだよ、ホント。

アンノウン

あんた、ホント植物学者なの?てな位に、アクションスゲー。サスペンス上等。

ラン・オールナイト

マフィアの殺し屋役のオヤジだが、待ったなしのアクション。走り続けるぜ。

誘拐の掟

サイコキラーを倒せ。元敏腕刑事の探偵オッサン。

そういうことで、リーアム・ニーソンはオヤジとして、良い味出してます。止まんないね。爆走が。このオヤジの映画、痛快です。とことん、悪い奴を許さないので。オヤジの鏡だす。

ハンサムでないからこそ、歳を取っても、オヤジは素敵にみえるのですよ。

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